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ウイスキー初心者

 ブログの中に、よく出現する言葉である。

 本当にそんなものが存在するのか?
 へりくだって表現されているのか?
 本当にそう思っているのか?

 ウイスキーは樽の数だけあると思っている。一樽一樽、全部違った酒である。世界中にいくつあるのか想像も付かない。作る人・選ぶ人・混ぜる人・売る人・買う人・飾る人・飲む人、それぞれの思いが込められたものが、1本のビンに凝縮され、グラスに分けられる。

 そのグラスの中身を、自分なりに噛み締めて、美味いと思えれば、その人はすでに初心者ではないだろう。たとえ、たった1種類のウイスキーしか飲んだことがなくても。すべての樽を味わえるのは、天使だけだ。なってみたい気もするが・・・。

 酒に対する知識はネット上にも本屋にも溢れているので、気力と時間があれば簡単に手に入る。バーには酒が溢れているので、色々なバーを巡って色々飲む金と時間があれば、味も香りも覚えられる。色々なウイスキーの知識も、飲んだ経験も多いに越したことはないが、少ないから初心者と言うわけではないと思う。

 真摯な態度でウイスキーに触れる

 この気持ちさえ持っていれば、初心者も上級者もない世界だ。

 

 

#ウイスキー

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