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くじら餅

「くじら餅」と名前だけを聞くと、動物の「くじら」を由来として作られた餅かなと想像してしまいますが、一説には、この餅の形がクジラの肉にそっくりといった説もあります。アテニア 口コミ
しかし、「くじら餅」を漢字で書いてみると、「久持良餅」となり意味は保存に適している事から付けられたようです。
 
この「くじら餅」最上地域には、お土産品としてよく目にするようですが、誕生はいつのころか不明だと言われています。
すでに江戸の時代には、朝鮮の通信使の人達の接待などに使用されていたと考えられています。
また、最上地方ではひな祭りなどで、各家庭で作られるそうで、これをおひな様に供える風習があるそうですよ。

一般的に作られている「くじら餅」は、もち米やうるち米を始め、砂糖・クルミなどを使い、練って蒸したものの事を言いますが、クルミがなくても簡単に「くじら餅」を作る事が可能ですよ。
材料は、黒砂糖・80gと砂糖・40g、塩・耳掻き1杯程度、水・270ccの材料A。それに上新粉・90gと小麦粉・30gの材料Bです。

まず材料Aを鍋に入れて、弱火で煮溶かして、溶けたら火から下ろし3分程冷まします。(80?70℃が適当だと言われています。)
次にボウルに材料Bを加えて、泡だて器で混ぜます。
混ぜた材料の中に、黒砂糖液を少しずつ加えて、よく混ぜて下さいね。
それから、牛乳パックの側面を切り取って、漏れないようにして注ぎ口を折り曲げまて、中に材料を流し入れてラップをかぶせます。
そしてラップを竹串で6?7ヶ所に穴を開けて、電子レンジ(500Wの強)で6分間加熱します。
加熱して、完全に冷めてからパックを外し、切り分けて、煎り胡麻をふって出来上がりです。
簡単で、刃物を使わないのでお子さんと作るのも楽しいかもしれませんね。

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