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行政の空白

5月24日に記事にした岩木山のゴミ拾いの話です。

今日、用事があって岩木山観光協会さんへ行きました。
そこで6月7日の東奥日報に掲載された記事を読みました。

見出しは
      岩木山のごみ処分困った
      善意に行政支援なく

今回のゴミ拾いで出てきた古い家電やバイクなどのゴミが、
リサイクル業者に引き取ってもらえる範囲ではなく、
処分業者探しに苦労したうえ予算の半分以上を消費してしまいました。

      本来は誰が回収・処分するべきなのか。
      県環境政策課や県中南地域県民局弘前環境管理事務所の担当者は
      「明らかに経済活動に伴って捨てた産業廃棄物なら県が対応するが、
       その証拠がないものは一般廃棄物扱いで、市町村の管轄。」

      と説明する。

      一方、弘前市環境保全課の工藤金幸課長は
      「不法投棄物は捨て主か、土地所有者が処分すべきだ。
       市が市域全てのごみを回収するのは現実的に無理。」

      と強調。

      ボランティアが大量のごみを見つけた場合の原則として、回収前に市へ相談し、
      土地所有者を見つけてから対応してほしいーとの姿勢を崩さない。

山は誰がその土地を所有しているかなんて市民には分かりにくい事です。
もし行政が土地所有者を特定したとしても、
私有地の場合は強制的に片付けさせるのも難しいといいます。

拾う物をごみの日に無料で回収してもらえる物だけで済ませれば避けられた事態ですが、

      「表面に見えているごみを片付けると、その近くや下から、さらにごみが出てくる。
       見つけた以上は放置できない。」(岩木山観光協会・小山伸吉事務局長)

と言うように、知らぬふりをできるものではありません。

なんて、結論もないままに書いてしまいましたが・・・(笑)
きっと全国各地、ごみ拾いをしてる方々が直面している問題なんでしょうね。

一つだけ、間違いの無い解決方法として、

ごみの不法投棄はやめましょう。

#日記

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