独身最後の日の夜、栄光の日々に別れを告げるべく4時からバー~6時からバーへと向かい
ええのか?ほんとうにええのか?と自問自答しながらグラスを傾けていたのでございます。
隣のお客には、”明日、式やのに、はよ帰らんとええの?”と言われ、
” あした式やから、ここにおんねん!明日からの日々を納得するために飲ませてくれ!”
隣客” うんうん!判る判る、結婚したら毎日これんもんなー”( 毎日くんなよー )
マスター” 嫁うるさなるもんねー ”
私 ” 小遣い制はつらいですよー、”
隣客 ” 逃げろ!今しかない!夜行列車に乗って北へ行け!”( 酔うとるがなー)
マスター ” もっと飲め! そして後悔して式を挙げろ!うひゃひゃひゃ!”
私 ” いや、やっぱり帰って泣く、いやいや寝る!”
マスター ” それは無理!”
私 ” なんで?”
マスター ” だって20分前に終電出たもんね”
隣客 ” ゲッ! 嫁さんに怒られる”
私 ” ちきしょー!マスター、おかわり!ちょい水で!”
・・・その10時間後、真っ青な顔( 緊張以外 )で式に臨む私が居たのでございます。・・・
#回顧録