思考回路はロジカルで理数系なのですが、
情に流されやすく物事を心で解決しようするサラリーマンです。
さて、我々の飲食の世界でも同じです。
ウマいまずいは脳が発しているのです。
なので、気分の悪い店では、どんなに美味しいものを
出されても美味しく感じるはずはありません。
逆に言うと我々プロのテクニックは、
心の持ちよう(意識レベル)が一番重要で、
全てはそれに支えられている。
なので一流レベルのバーテンダーはスピリチュアルカウンセラー
が出来ちゃうでしょうね。
ハコ(ハード)・商品(ソフト)以前に心がないと
成り立ちません。
会話はある程度それまでの流れからどういう展開になるか推測がつくけれど、
残りはどうなっていくか分からない。
だから会話 は面白い。
脳は、この「残りの半分がどうなるか分からない遇有性」のお陰で進化する。
決まり切った仕事、自分の能力の範囲で余裕を持って達成できてしまう
仕事ばかりをしていると、成長はゼロです。
「やったことはないし、自分にできるかどうか分からない」。
そういう仕事はそれなりに大変ですし、正直怖い。
でも、チャレンジしなければ成長はないし、脳の可能性を引き出すこともできません。
ほん の少しキャパオーバーのことへのチャレンジの連続が成長なのです。
違いを歓迎するということ。
自分と異質な人と出会うことは、脳の細胞の活動を促すそうです。
同質なもの(分かり切っていること)ばかりに囲まれている状態というのは、
脳にとっては不幸な状態。
アマゾンの生態系は、さまざまな動植物がいるからこそ成り立っており、
人間の文化というものの本質も「違い」ということです。
人が成長して変わっていくためには、自分と異なる人の存在
(分からないこ と)を許さないといけない。
同様に、自分と違う意見を受け入れないことも、成長を妨げる結果になります。
多様な意見を聞いて、最終的に自分で判断すればいいのです。
どこに行ったら幸せになるかなんて、分かるはずがありません。
何の仕事が自分に向いているかなんて、分かるはずがない。
だから人生楽しいですよ。
わかんないことを楽しまなきゃ。