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呑み手のプロ

前回のフュミドールもどきは、ロールスロイスと言われる
ウイスキーのラベルに描かれてる屋敷にあります。

もう40年はお酒を嗜んでいるであろう方が、
嬉しそうに、この間〇〇さんに、「△△さんは、呑み手のプロだね」
と、言われたとおっしゃってた。

こっちもプロなら、呑み手もプロか。

いいね。

ただ、呑み手は、好きな時に、好きな場所で、好きな酒を、好きなように
呑めばいいので、プロである必要は全然ないんですけどね。

ただ、呑み手も格好よく飲みたいじゃないですか。

映画の世界のように、完璧にそのシーンにはまる。
というのか、なんというか、流れに乗ってるというか、違和感がないというか、
絵図らとしてはまってる状態。

カウンターの中から見てるとわかるんですよね。

どんな状態かというと、それは、40年ほどお酒を飲むと、
自然と身に付くものだと思いますが、別に1年でも身に付くと思います。

毎日、同じ店に、同じ時間に、同じ席で、同じ物を頼んでください。
そして、1杯もしくは、2杯で、同じ滞在時間で帰ってください。
自然とはまりますから。

それは、極端な例として、
やるね~ いいね ~みたいな具体例を、主観と思い込みと今までの経験値で
少しお話しましょう。
(あくまでも主観ですので、ユーザーであるか、サービス側であるか等の関係は省きます)

と言っても、我々はお客様が来店されて着席されるまでに大体わかりますが・・・・・・・・・・・

大きく分けるとポイントは、三つ。

① 来店~着席まで
② 注文の仕方
③ 清算

当たり前やんか。 という声が聞こえてきそうですが、

まあ、最初で大体どれくらいのキャリアかはわかってるので、

こちらサイドはそれに合わせるサービスとなると思いますが、
(サービスサイドはここが重要)
なんや合わせるんかいな。
とお思いですが、
これこそが心地よさの要因なんです。

では、具体的には、

① では、よどみない流れというか、ぎこちなさが無い。
はっきりとした意思を持ってる。しかしこちらの動きも視野に入れながら
ゆっくりと全てに対応しながら着席する。

② では、バーテンダーと呼吸を合わすような感じ。
このあたりは欧米人を見習いたい。
すいませ~ん。なんてありえない。

③ もうおわかりですね。

これは、一例でバーテンダーもプロであることが求められますが。

要するに呼吸というか、流れなんですね。

ちょっと~。はい私はちょっとという名前ではございません。

私も当然、普段はユーザーなので気を付けなければ。

人間だれしも、フィフティフィフティです。
お互い相手への敬意をもって接すればそれだけで十分でしょう。

呑み手のプロである必要はありません。

#プロの話

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