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秩父蒸留所ツアー 8/20昼 その3


最近増設された樽のメンテナンス工場

 

リチャー作業中。樽のタガが熱で歪んでしまわないように水をかけて冷やしている。
火をつけると、最初は樽内のアルコールに着火し、その後樽に火がついて真っ赤に燃え盛るそうだ…が、なぜかこの日は樽の機嫌が悪く、ちゃんと着火しなかった。こういうことは時々あるらしい。
 

テイスティングルームにて試飲秩父ニューポットと、秩父3年バーボン樽の二種類。
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秩父ニューポット
ニューポットにしてはとても飲みやすく、嫌な香りが少ない。こんな美味しいニューポットは初めて飲んだかも。
味も甘味と麦感がしっかり。
★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
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秩父 3年 バーボン樽
香りはかなり樽、明らかにバニラ、バーボン樽感、ニューポットっぽさは消えてる。
味は甘い、スパイシー、華やか、とてもオーソドックスで、スペイサイド的、アルコールは61%だがキツさを感じさせない。
無理やりフィニッシュで飲めるようにしたというタイプではなく、素直な熟成が感じられる。これは今後にもかなり期待できる!
★★★★★★★☆☆☆(★7)
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その他フリーテイスティング用ボトル。ダイヤのキングはさすがに無かったが、過去のボトルが勢ぞろいしており、比較して楽しむことが出来た。
 
以上で蒸留所見学は終了。
小さな蒸留所を肥土さん自らが案内してくれたので、細かいところまで色々な質問をすることができ、マニアにとっては最高の時間だった。肥土さんのウィスキーに掛ける情熱を直接感じることが出来た。
お忙しい中時間を取って蒸留所を案内してくれた肥土伊知郎さん、本当にありがとうございました!

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