8日のテレ東「美の巨人たち」で「バーニー・フュークス」が
取り上げられてましたが、私の師匠である「野口佐武郎」先生は、
その「フュークス」や「マーク・イングリッシュ」と共に
デトロイトで「ゼネラルモーターズ」の専属イラストレーターとして
活躍された日本のカーイラストレーションの頂点を極めた偉大な方です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130608/index.html
その番組で「今日の一枚」として後年の「ジョン・F・ケネディ」の絵を
紹介してましたが、個人的には初期の肖像画三枚の方が、より質が高い作品
に感じました。その三枚を描いたのがデトロイト時代で「ロバート・ハインデル」
や「ボブ・ピーク」等の実力者達が同じ様なモチーフとタッチで競い合っていて、
アメリカのイラストレーションの黄金期として語り継がれています。その60年~
70年代のスーパースター達と対等に渡り合った野口先生が必ず再評価される日が
必ず来るだろうと思わせた「美の巨人たち」視聴でした。