9/3 その5
・ハイランダーインで昼寝
クエイクバーでの飲みの後、ハイランダーインで夕食まで眠ることにする。
玄関から入ると、ハイランダーインのバーテンダー皆川さんがいたので少しお話しした。久しぶりに日本語を使ったのでちょっと戸惑ってしまった。
その後、部屋に戻って、ベッドに倒れこむ。時差ぼけで睡眠時間がメチャクチャだ…。
・夕食 ハイランダーインのバー
20時くらいに目覚ましで起床。ぶっちゃけまだ眠いのだが、ここで寝てしまってはもったいない。
地下のバーに降りると、金曜の夜だけあってほぼ満席で、非常に賑やかだった。でも皆川さん曰く「まだ空いてる方」らしい。満席以上に混むってどういうことなんだろうかw
運よくカウンターの端が空いたので、そこに陣取ってとりあえずストロングボウを注文する。
スコットランドではどのバーでもそうなのだが、ビールやシードルの泡はとても少ない。グラスの上にほんの少し残るかどうか、くらいが基本だ。
右のポップは今年のハイランダーインオリジナルボトルについて。今年はマッカラン22年らしいが、この時点ではまだ届いていなかった。残念。
ストロングボウを飲みながらメニューを読む。昼はフィッシュアンドチップスを食べたから、夜は肉だ!ということで、Prime local sirloin steakを注文。もちろんウィスキーソースも忘れずに。
肉を注文したら「焼き方どうする?」と聞かれたので、レアをお願いした。以前僕は「イギリスでは自動的にウェルダンが出て来る」という説を聞いたことがあったのだが、ガセネタだったようだ。
しばらくしたらサーロインステーキが出てきた。いつも通り大量のポテトとマッシュルームも添えられている。これは美味しそうだ!
食べてみたところ、サーロインにしては赤味が多かったが、それ故に肉本来の美味しさを味わうことができた。焼き加減はレアをお願いしたが、日本で言うとミディアム位の焼きだった。
シードルの次にはハイランダーインオリジナルのボトルを注文。
グレングラント ハイランダーインボトル 1970-2007 53.0%
香りは予想に反して50年代に近い爽やかスモーク、アルコール、高貴なシェリー、ジャムじゃない。
味はパワフル、シェリー、アルコール、甘みと苦み、スモーク、フルーティーで酸味もある。
素晴らしい!1970のグラントでこういう味は珍しいんじゃないだろうか。
S+
皆川さんも一押しで「やはりグレングラントもこの時代のボトルは素晴らしいよね」とのこと。
デザートのメニューもあったので、食後にはWhite chocolate and raspberry cheesecakeとTraditional teaを注文した。紅茶は当然ポットサービス。チーズケーキは写真を取り忘れたのだが、これまた非常に美味しかった。見た目も華やかで、ちゃんとしたレストランで出てくるようなレベルのデザートだった。
今日はクエイクバーでも結構飲んだので、これくらいでお開きにして明日に備える。
・明日の準備
明日(9/4)はスペイサイドの蒸留所ツアー巡りだ。特にグレングラント、グレンリベット、グレンフィディックの三つは外すことはできない。
だが、さっき食事しながら明日の蒸留所巡りについて皆川さんに色々聞いたところ、
「蒸留所のツアーに参加するなら、朝一から車で回っても3つが限界。バスだと2つになっちゃうかも。」
とのことだった。
少々計画を綿密にしておく必要がありそうなので、まずバス停に行ってバスの時刻表を撮影する。
0746にダフタウン行きのバスが来るので、これに乗ることにする。そしてモートラックとバルヴェニーの撮影をして、グレンフィディックが開く0930に朝一のツアーへ参加。ツアー終了次第タクシーでグレンリベットへ行き(グレンリベットへはバスが出ていないのでタクシーで行くしかない)、その後グレングラント、という算段だ。
これなら恐らく僕の大好きな3蒸留所のツアーに参加できるだろう。
携帯とカメラの充電を仕掛けて、睡眠。
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ちなみに、この辺りでブログに現状報告をしようと思っていたのだが、ハイランダーインの無線LANが不調でインターネットにアクセスできなかった…。
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次回、9/4起床~グレンフィディック蒸留所ツアー。
#スコットランド旅行記