9/3 その2
・ゴードン&マクファイル本店
エルギン駅より歩いて数分でゴードン&マクファイル本店に到着。
思っていたより結構大きな店舗だ。日本のスーパーくらいの大きさはある。
外から見られるショーケースにはウィスキーが陳列されている。
というわけで、いざ入店。
店に入ると、まず食品コーナーがある。お菓子や缶詰、調味料などを売っている。
ちょっと高級そうな食品が置かれているようだ。
次はチョコレートコーナー。
かなり品揃えは充実している。ショコラブティックみたいな感じ。
ワインコーナー。
品揃えはワイン専門店並みだ。
肉コーナー。
ハム、ベーコン、ソーセージ、その他肉塊や生鮮加工食品がある。
手前にはウィスキー関係の本が置いてある。
チーズコーナー。
チーズ王国並みの品揃え。
そしてウィスキーコーナーへ。
すごい品揃えだ。棚に並んでいるボトルだけで1000本はある。
オフィシャルものとGMボトリングがメインのようだ。
ベンローマックは専用のコーナーがある。
例のモートラック70年。大きい方はNot for saleらしい。
ミニボトルコーナー。GMボトリングラベルのミニボトルが沢山置いてある。
レジェンドコーナー。超高価格帯のボトルが沢山。
ゴードン&マクファイルは、ウィスキー専門店ではなく、高級食材店だった。
日本で言うと、新宿伊勢丹の地下の食品売り場がコンパクトになったような感じの店だ。ただしウィスキーの品揃えはリカーズハセガワや目白田中屋並み。ワインも専門店並みだ。
ここで売られているボトルは基本的には日本でも通販で手に入ると思われるが、GMラベルのミニボトルは手に入らないような気がする。
ここではGMラベルのミニボトル(モートラック、リンクウッド、グレングラント、グレンリベット、ロングモーン、マッカラン)を買って終了。
・エルギンバスステーション→クレイゲラヒへ
GMでの写真撮影と買い物を終えたので、エルギン中心部のバスステーションへ向かう。
エルギン中心部。時計塔がある。それなりに開けている街だ。
エルギンバスステーションに到着。
ハイランドのこの辺りではStagecoachというバスが運行されている。クレイゲラヒ経由のダフタウン行きがあるので、この路線でクレイゲラヒへ。
時刻表はWEBですでに確認済み。ダフタウン行きは一時間に一本ある。
————————-
この時刻表を見て分かると思うが、エルギン~クレイゲラヒ~ダフタウンのバスは日曜は運行していないので注意。基本的にスコットランドのバスは日曜運休だと思っておいた方がいい。
————————-
バス到着。チケットは乗る時に買える。運転手に行き先を告げて金を払えばよい。
一路クレイゲラヒへ。
途中でバスの中からロングモーン蒸留所のキルンを撮影したが、ほとんどガラスのシールに隠れてしまっている。
ロングモーン蒸留所は見学ツアーが無く、ビジターセンターも無いようなので外から写真撮るだけにしておいた。
・ハイランダーイン到着 チェックイン
クレイゲラヒのバス停に到着。バス停の目の前に今夜宿泊予定の宿である聖地ハイランダーインがあった。
とりあえずチェックインして荷物を置いてからスペイサイドクーパレイジへ向かうことにする。ドアを開けると、可愛い女の子が犬連れで出迎えてくれた。
室内の写真。バストイレ付、テレビも電源もあるし、ベッドは広いし適度な硬さ。予想以上に快適な感じで、旅の宿としては十分なクオリティだ。お勧めできる。
ただし窓を開けっぱなしにすると虫が沢山入ってくるので注意。山間部なので当然なのだが。
・昼食 ハイランダーインのバー
スペイサイドクーパレイジへ向かう前に、昼食を取るためにハイランダーイン地下のバーへ。ハイランダーインのバーは半地下にある。建物が斜面に建っているので、表から見ると地下だが裏から見ると一階なのだ。
————————-
ご存知の方は多いと思うが、ハイランダーインのバーはウィスキーマガジンなどでもしょっちゅう取り上げられており、スペイサイドでは一番のバーだと言われている。特にモルトとドラフトエールの品揃えは素晴らしく、また日本人の皆川さんがバーマネージャーをしていることでも有名だ。
————————-
席に座ってメニューをもらう。どれも美味しそうで目移りしてしまうが、スコットランドに来てるんだし、せっかくだから俺はこのフィッシュアンドチップスを選ぶぜ!ということでフィッシュアンドチップスを注文。飲み物はドラフトのストロングボウをハーフパイントで注文した。あと「ウィスキーソース」なるものがあったので、それも頼んだ。
スタッフは分かりやすい英語で話しかけてくれる。好感度高し。
料理が来るまで写真を取ることにする。
バーカウンター。
バーカウンターの裏側にも部屋がある。
店内のあらゆる壁にウィスキーのボトルが陳列されている。
こんな感じのテラス席もある。
店内を見物したり写真を取ったりしているうちに、フィッシュアンドチップスが来た。
揚げた白身魚に、サラダと山盛りのポテト。左にあるポットがウィスキーソースだ。
サクサクの衣(トンカツみたいな衣ではなく、てんぷらに近い)に包まれたアツアツの白身魚にウィスキーソースをぶっかけて食べる。正直言ってむちゃくちゃ美味しかった。ちゃんとしたバーフードだから、ってのもあるだろうけど、日本で売られているフィッシュアンドチップスと比べてはいけない。
料理を頼むとこういうソースセットが出てくる。
左から順に
・tartare sauce→タルタルソース
・English musterd→マスタード
・tomato ketchup→ケチャップ
・vinegar→酢(モルトビネガー)
・mayonnaise→マヨネーズ
・broun sauce→日本で言うところの「ソース」
だった。
どうもスコットランドでは「多種のソースや塩コショウで、自分で味を調えて食べる」という食べ方が結構多いようだ。
あまりに快適かつ美味しかったので、このままここでストロングボウをおかわり&スモークサーモンとモルトを頼んでまったりしたくなってしまった。だがスペイサイドクーパレイジに出発する時間が迫っているので、帰ってきてからのお楽しみとする。
次回 、スペイサイドクーパレイジ&マッカラン蒸留所
#スコットランド旅行記