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スコットランド旅行記 その5

9/2(その2)

・昼食 Gordon”s Trattoria
ケイデンヘッドでモルト仕入れた後は昼食。ロイヤルマイルにはイタリア料理屋が沢山あるので、入ってみようということに。イギリスで美味しいものが食べたければイタリア料理屋に入れ、というのは都市伝説では無かったのか…。
Gordon”s Trattoriaという店が路上にテーブルを出しており、気持よさそうだったのでここで食べることにする。


飲み物はMAGNER”S IRISH CIDERをチョイス。昼飲むのにはちょうどいい。
一皿目にはスモークサーモンを頼んで二人でシェア。予想に反して日本と同じくらいの量で出てきた。スモークサーモンは高級品なのだろうか?
二皿目に僕は4種類のチーズのピザ、二号はトマトソースのベーコン入りパスタを注文。だがこのピザとパスタは圧倒的なボリュームだった。特にピザは明らかに二人分あるだろうと思われる量で、日本の宅配ピザのMサイズ並。結局1/4くらい残してしまった。
スモークサーモンもピザもパスタも味は美味しかった。値段は二人で飲み物一杯込で約40ポンド。ちょっと高め、くらいだろうか。
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ちなみにうちら以外のスコットランド人と思われる人たちは普通に一人でピザ1枚平らげていた。すげーなぁ。
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・エジンバラ城

昼食後はエジンバラ城へ。入城にはチケットが必要で、日本語音声ガイド付きで17.5ポンド。ホーリールード宮殿の10ポンドと比べるとちょっと高め。


入り口。カラテカのアレみたいなのがある。


エジンバラ城頂上からの眺め。カールトンヒル頂上からの眺めと同じくらい素晴らしいが、唯一の欠点はエジンバラ城が見えないことだ。


聖マーガレット教会。スコットランド最古の教会建築ではないかと言われているらしい。


↑の教会で結婚式をやっているカップルがいた。


モンス・メグと呼ばれる射石砲。このサイズと口径からして明らかに攻城兵器であり、拠点防衛に使えるシロモノでは無い気が…と思って音声ガイドを聞いてみたところ、主に礼砲として使われていたそうだ。メアリーとフランス王太子フランソワの結婚時にも使われたらしい。
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ちなみにこのモンス・メグは結構厄介者で、
・エジンバラ城から出陣しようとしたら、城を出た途端に砲架が壊れて行軍が三日間遅れた。
・1681年にも祝砲として利用されたが、その時砲身が破裂してしまい、その後はエジンバラ城の入り口に放置された。
・同型機が攻城戦中の暴発によりジェームス二世をミンチにしてしまった。
という経歴を持っている。
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また、スコットランド三種の神器運命の石が展示されている場所もあったのだが、ここは撮影禁止だった。
運命の石と聞いたときにデスティニストーンみたいな宝石を思い浮かべたのだが、予想に反してただの巨大な石だった。

エジンバラ城は、景色を楽しみたい人とスコットランドの歴史に詳しくなりたい人にお勧め。ただし全ての場所を回ろうとすると相当な時間がかかる(多分一日がかりじゃないだろうか)ので注意。

・スコッチウィスキーエクスペリエンス

エジンバラ城から帰る途中で「スコッチウィスキーエクスペリエンス」を見つけた。ここは訪問予定に入っていなかったのだが、見つけてしまった以上入るしかない!ということで入場。

博物館のようなものかと思っていたが、結構違った。まず入場すると、このようなゴンドラが回ってきて、それに乗り込む。ディズニーランドのアトラクションのようだ。


アトラクションの中はこんな感じ。チャップリンみたいなキャラクターがウィスキー製造工程の説明をしてくれる。

アトラクションが終わると、次はテイスティング

スタッフが出てきて、ハイランド、スペイサイド、ローランド、アイラの4リージョンのウィスキーの特徴を説明してくれる。その各リージョンのノージングキットが出てきて、好みだったリージョンのウィスキーをテイスティングできる。ハイランドはオーバン、スペイサイドはグレンリベット、ローランドはグレンキンチー、アイラはカリラだった。僕はグレンキンチーを選択。二号はカリラを選択。

テイスティングが終わると、次はコレクションルームへ。Diageo Claive Vidiz氏が生涯かけて集めた約3500本のウィスキーが展示されている。

これは圧巻…。しかもどのボトルも未開封だ。貴重な文化遺産としてこれからも保護されるべき。


ところどころ、見たことのあるボトルもある。
これはコレクションの定番、ブラックボウモア。

このコレクションルームの解説でツアーは終了。


コレクションルームを出ると、正面にバーがあるオフィシャルをメインに数百本の品揃えがあるようだ。ここでグレンロセス1994を一杯注文し、二号と一緒にグダる。
一階にはショップもあるが、日本でハセガワとか田中屋とかを廻っている人には物足りないだろう。日本でも普通に手に入るオフィシャル物がメインだ。

ここのアトラクションやガイドはシングルモルトマニアにとっては多少物足りない内容だとは思うが、膨大な量のボトルコレクションは一見の価値あり。時間があったら行ってみて損はない。

・聖ジャイルズ大聖堂
スコッチウィスキーエクスペリエンスを出てロイヤルマイルを下ると、途中に巨大な教会があった。聖ジャイルズ大聖堂というらしい。エジンバラの宗教的中心だそうだ。
ステンドグラスはキリストの受難をモチーフにした宗教画で彩られており、とても美しかったが、ここの写真撮影には許可証が必要なので僕はパス。二号は許可証を購入して、沢山写真を撮っていた。

・John Lewis
聖ジャイルズ大聖堂を出た時点で17:30くらい。朝8時から活動していたのと時差ぼけとで二人共疲れが溜まってきたので、一度宿に帰って寝て、20時くらいに合流することにする。
僕は宿に帰る前に一つ買わなければいけないものがある。電源コネクタの変換アダプターだ。日本で買ってきた奴は使えなかった(ピンが丸型のものでは無く、平型のものじゃないとダメ)。addria houseのスタッフに聞いたところ「John Lewisに行けば大体のものは手に入る」と言われたので、そこへ向かう。

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この店は「品揃えが充実した、ちょっと高級なダイエー」のような感じだ。地下の電化製品コーナーで無事変換アダプターをゲット。エジンバラに来て何か買う必要がある時はこのJohn Lewisに来れば大体のものは手に入ると思われる。

・シグナトリー
John Lewisでの買い物後、GoogleMapを見ていたら、シグナトリーがちょっと歩いたところにあるようなので、見に行ってみることに。

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歩いている途中のカフェ店頭にこんなものが。
日本でもこういうの良く置いてあるよね。モスの前とか。多分こっちが発祥なんだと思うけど。

その後15分くらい歩いて目的地に辿り着いたのだが…

工業用地と倉庫があった。
どこを見ても店舗のようなものは見当たらない。
事務所も見当たらない。
…無駄な時間を過ごしてしまった。

また15分くらい歩いて宿に戻り、ベッドに倒れこむ

・仮眠から起床
ベッドの上でふと目を覚ますと、もう外は暗くなっていた。
時刻を確認すると22時。やっちまった。目覚ましには全く反応しなかったらしい。
携帯を見ると、21時位に二号からメールが来ていて「すまん寝過した」と書かれていた。お前もか。
その後二号と電話で話し、今日はこのまま眠って明日に備えることにする。
明日(9/3)は、僕はスペイサイドに二号はスカイ島に出発する予定。

次回に続く。

#スコットランド旅行記

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