BOEMORE 1994
(ボウモア 1994)
FRIENDLY BOTTLE 2010
“HELMSDALE(TOKYO)& KASK(KYOTO)& VISION(TOKYO)”
ATOMISER. 12
Aged 15 Years
700ml 56.7%
Distilled: 20th October 1994
Bottled: 26th June 2010
Cask type: Hogshead
Cask No: 1700
Bottle No: 266/266
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
香り:度数からすれば柔らかく、ややオイリーな印象を受ける。柔らかい塩、上品なヨード、
ピートスモークは控えめ、甘辛く厚みのある香りがジューシーなから揚げのよう。時間と共に椰子の皮のような香りもある。
味:厚みのある口当りから、しっかりと蜜のような甘いフレーバー。
蜂蜜をかけたグレープフルーツ、あまり熟していない洋梨、バター、鼻抜けに蜂蜜と弱いスモークが感じられる。
中間から後半にかけてヨード、海草や磯のような印象に加えて燻したピートと甘さが残る。
スパイスは少量ある程度で全体的には滑らか、余韻はドライかオイリーかと言われればオイリーで長く残る。
コメント:吉祥寺のVISIONにて。K6(京都)、ヘルムズデール(東京)、VISION(東京)、の共同合作ボトリング。
つい最近リリースされたばかりの、1本でアトマイザーシリーズとしてはNo,12にあたります。
老舗&有名モルトBARのボトリングとあって嫌でも期待が高まります。
味は最近の93、94近辺の系列のボウモアとしては、ピートが主張しておらず、ちょっと毛並みが違うかなという印象ですが
なかなか旨く仕上がっている、良いボウモアだと思います。
VISION(ビジョン)のO氏いわく、テイスティングサンプルとぜんぜん違ったんですよねーとのこと。
サンプルとボトル時点のフレーバーが違うのは、良くあるハナシですね。
良くなっていればいいのですが、悪くなっていれば目も当てられないです。
先日、業界をにぎわせたボウモア1999もサンプルとぜんぜん違ったそうで、
タンクでの保管状況が影響しているのか、輸送時の環境が影響しているのか・・・、いろいろ考えられますが、気になるところです。
なお、タバコの煙が鼻に入ってしまったので、香りは自信ないです・・・度数の割りに柔らかかったというのは確かですが・・・。
#ボウモア