SPEYSIDE WAY
13th Anniversary
GLENROTHES
(グレンロセス1969)
700ml 42.9%
Aged 40 Years
Distilled: 1969
Bottled: 2010
Cask type: Bourbon
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
香り:、白桃、洋ナシ、レモンクリーム、メロンの皮、ほのかにマンゴー、フルーティーだが裏に焦がした木のようなビターさ、
セメダイン系のアルコールも感じる。アルコール感は時間とともに軽減される。
エステリーとはこういうことをいうのだろうか、開封して1ヶ月くらいたってから、思いっきり吸い込んでみたい。
味:口当たりはライトだが、フルーティーでオークのニュアンス、リフィルのバーボンだろうか、ニュアンスとして焦げた木のビターさがしっかりと感じられる。
余韻はビターでドライ、白桃やりんご系のフルーティーさ、鼻抜けバニラとアルコール感、ホワイトオーク。
ピアレス香主体で、チャーしたオークのビター感だけ一部残ってしまった印象はあるが、
非常によく出来た長熟グレンロセスであるように感じられる。
コメント:スペイサイドウェイにて。13周年記念のボトリング3種のうちの1本。
開けたてなので硬さや少しアルコールを感じましたが、テイスティングコメントのとおり、非常によく出来たグレンロセスであるように思います。
今回のボトリングはグレンロセス1969、グレンリベット1970、グレングラント1970の3種でしたが、個人的な好みでいえば2番手評価。
チャーしたオーク樽に何かをつめて、一度成分を出した後に残るようなビター感が残っており、
度数的にも後10年、いや5年早くボトリングしてもよかったんじゃないかなと思いましたが、
それを補うだけのフルーツ感も備わっており、ここが好みを分けるところかなという印象も受けます。
最近ダンカンテイラーからのリリースは68年代や69年代、後は70年代が中心になってきました。
考えてみれば、1970年ビンテージでも40年たってるわけですから、ウィスキーの熟成としてはひとつの限界に近い状況。
急激に何かが変わるわけではないですし、70年代でもいっぱい良いボトルは出ていますが、
60年代を味わうなら、今まさに今飲んでおくべきボトルであるように思います。
さて、昨日は荒業でした。
木曜日夜から熱が出ており、土曜朝には微熱まで落ち着いたものの、完全とはいいがたい体調でしたが、
18時00分:嫁と渋谷で待ち合わせ、食事
20時00分:吉祥寺にて。BURNSの黒い店長の新しいお店のオープンパーティーに参加
23時30分:スペイサイドウェイ13周年に滑り込み、始発帰りで閉店3時まで飲み明かす。
03時00分:スペイサイドウェイを出て、近くのマクドナルドへ
04時00分:モバイルPCでテイスティングノート編集中に、睡魔に耐え切れず力尽きる
06時15分:港南台着
今日が休日だから良いようなものの、また夜通し飲みをやってしまいました。でも、その価値は十二分にありましたね。
まず、黒い店長、新店舗開店おめでとうございます。いろいろ難しいところもあるかと思いますが、
BURNS同様にお店を無事軌道に乗せられることを祈っております。(いろいろ押し付けましたボトルは、有効活用していただけると幸いです。)
またBURNS常連様、DTブローラ1981、おいしかったです!
そしてスペイサイドウェイ13周年おめでとうございます。あまり行けてない癖に態度だけでかい客で申し訳ないですが、堪能させていただきました。
また、お会いしました皆様、終電間際に来店しましたので少ない時間ではありましたが、大変楽しいひと時でした。
お話によるとお待ちいただいていたということで、感謝でございます。(きゃず3さん、その後メールまでいただいてありがとうございました。)
くりりんは皆様の寛大な心でフォローいただいて充実のモルトライフを過ごしております。
では、本日はこれより就寝します。
お休みなさいませ~
#グレンロセス