BOEMORE
Aged 18 Years
700ml 43%
オススメ度(5)
☆☆☆☆☆
香り:クリーミーでやわらかい、ドライマンゴー、人工的な洋ナシ、化粧香・・・
駄菓子屋で売っている安いフルーツのお菓子、ワクシー、若干しっぷのような香り。
奥からハーブ(スモーク?)っぽさも出てくる。
味: スムーズでやわらかい口当りで、フルーツの缶詰・・・というよりパフューム系の甘いフレーバー。焙煎した麦のビターさも感じる。
フルーツといえばフルーツだが、なんというか人工的で違和感を感じる。
ボディはあまり厚くは無い、一見するとしっかりしているようだが・・・43度現行で考えれば並ないし弱め。
余韻は熟したバナナ、チョコレート、80年代のそれよりはフルーツよりのパフューム感、紅茶、複雑でまったりとしている。
コメント:地元のBAR、プレジールにて。パラディのマスターからちょっと用事を頼まれたので、寄ったついでに一杯。
ざっくりといえば、穏やかで甘い香りや味なのですが、ボウモアシルクプリントラベル17年に共通するパフューム系のフレーバー構成で、私のセンサーが警笛を鳴らしています。
なお、シェリー樽原酒が主体らしいですが、あまりシェリーのニュアンスは感じることが出来ません。
現行12年やダーケスト等は飲んだことがありましたが、何気に18年は飲んだことが無かった私。
このBARのストックだと、おそらく2009年ごろ買ったボトルだとは思いますが、そこからマイナス18・・・1990年~1991年か
使われている原酒は1980年代も含まれていると思いましたが、ウーンこりゃきわどいところだなぁと。
まぁ勉強のために飲んでおきましょう、ってことでチョイス。
そして香りをかいだ瞬間から確信するわけです、これは・・・そっち系でしたか、と。
シルクプリント時代のボウモアが好きという方なら、このボトルはオススメですね。1世代、2世代前のボウモアの傾向です。
そしてこの味を、1世代、2世代前と言えるようになったというのは、非常にポジティブなことなのでしょう。
※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。
#ボウモア
