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【樽日誌2】酒供養カスク第一弾払い出し

ウスケバ関東オフで実施する酒供養のため、購入したアメリカンホワイトオークの新樽。
初使用は、まず間違いなく過剰に樽成分が出ることが予測されるため、
どうなってもいいクリアなウィスキーとして、ブラックニッカクリアブレンドを入れてみました。

>>前回まではコチラ

そして熟成開始から15日目、4L入れたモノは気が付くと推定2L程度まで減少し、かなり濃い色がつきました。
香りももう純粋に樽香の塊のような仕上がりで、味は滑らかで樽成分由来の粘性というか、
ぬるっとした厚みが添加されており、心地よいピリピリとしたスパイス感、なんというか非常に面白いです。

バーボンでもなく、モルトでもない・・・一時期は、江井ヶ島のあかしのようなフレーバー構成でしたが、それも越えてしまって、なんでしょうか、これはw
まぁ、クリアブレンドじゃないことは確かです。
樽香を勉強する・・・教材かな、ウン。もちろん飲んでまずいモノじゃない。

さて、上記のブラックニッカはピークと思しき状況であったので、ここでとっておいた700mlボトル2本分を払い出します。
樽の中には推定700mlほどの熟成されたクリアブレンドが残った状態、もう少し樽を落ち着かせたいので、開封済みだった写真のブレンデットを投入です。

・バランタインファイネスト 特級 1989年ごろ
・VAT69 特級 1980年代前半
・G&G白瓶 特級 1980年代前半

濃い味系ではないブレンデット、全部で約1.5L分、合計2L以上は入っていると思うので、コレで暫くまた様子見。
ブラックニッカクリアブレンドは、まぁストレートに表現させてもらえれば、香り付きの甲類焼酎みたいなモノでしたが、
今回加えたものは、それなりにモルトも、グレーンも使われたブレンデットです。
さてはて、どういうモノになっていくんでしょうか・・・

ここに出来れば、あと700mlほど何か適当なブレンデットを追加して、2~3週間ほど放置します。

そして可能であれば9月1日頃に・・・オフ会関連で持ち込む予定の、
ブラインドテイスティング用、ミステリアスヴァッテッドモルトを仕込みたいところです。

~~ミステリアスヴァッテッドモルト・テイスティング企画~~

・約5種類の市販されているモルトをヴァッティングします。
・樽でのマリッジ期間は1週間を予定。
・基本はノーヒントでテイスティングしていただき、使用されている原酒を当てていただくというゲームです。

市販されているブレンデットや、アイリーク等の蒸留所不明モルトで蒸留所を考えるコトはあっても、
こういう形で分析をするのはなかなか無いのではと思います。是非楽しいモノになればと、考えております。

いつかに、続く

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#酒供養樽日誌

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