【Part2,自由な時間・自由な盛り上がり】
無事始まった関東オフ会。
後は集まったボトルをフリーテイスティングですが、全員が黙ってただ淡々とボトルを飲むとか、そんな重い空気なワケがありません。
序盤はカウンター近辺にみんなで集まって、差し入れいただいたハギスやチキン等の料理をいただきつつ、グラス片手に盛り上がります。
前回の記事でも書きましたが、この会は趣旨の位置づけ的なモノもあって、価格が高いとか、価値があるとか、
単に見栄えするボトルに限って集められたわけではなく、持ち寄る人の“気持ち”が入ったボトルが集まっていました。
(価格的なことを書くのは好ましくないとは思いますが、2000円くらいからボトルがありました。)
そういう背景もあってか、その気持ちから新たな発見をする方が結構いらっしゃったように思います。
例えば今まで疎遠だった蒸留所が、この会にあったボトルを飲んで、持ち主の気持ちを聞いて、案外好みだったことを知ったり見直したり・・・
少しマニアックなことを言えば、テイスティングを2人、3人で一緒に行い、それぞれ意見を言い合うことで、
見えてなかったフレーバーがわかったり、その共有共感があってすごくうれしい気持ちになったり・・・
もちろん、参加者同士の交流から、多くの発見があったことと思います。
まさに、ウィスキーで語る。ウィスキーを語る。内容は何でも良いのです。
くりりんの耳に届いた声を抜粋すると、
「お、このボトルあるんだ。飲んでみたかったんだよね」
「これ是非飲んでみてくださいよ、何気にいいシェリー感ですよ。」
とか
「自分アイラはあんまり好みじゃないんですよ、ピートが好みじゃないっていうか・・・」
「じゃあコレなんかどうすっかね、コレは良いと思いますよ」
「コレすごくいいですね!」
「コレは笑っちゃうでしょー」
とか
「このボトル、悪くないんだけどこの蒸留所としては微妙な気がして・・・」
「いや、でも良いと思いますよ。」
「確かにおとなしい感じだけど、じわっと盛り上がる感じが特徴的ですよね」
とか
会場全体でいろんな会話が弾んでいました。
従来、一般的に開かれているテイスティング会は、主催者がテーマを決めて、ボトルを用意して・・・
準備から中身まで主催者中心に会が進みます。もちろんそれは主催として当然のことですし、何も悪いことはありません。
しかしだからこそ、主催者の意見があればそれは絶対になってしまいます。このボトルはこうなんだ、といわれればそう思ってしまいますし、
なんだか肩身の狭い思いをしてしまうこともあるかもしれません。
しかしこの会は全員でボトルを持ち寄る関係上、参加者全員が主催者です。通常のテイスティング会とはちょっと違った、自由な空気が会場には流れています。
この会の“自由”な空気は実際に参加してもらわないと伝えにくいのですが、
しいて言えば87Malts Night!!の音声ファイルを聞いていただければ、それに近い空気は伝わるように思います。
さて、程よくアルコールが回ったあたりで、自己紹介タイムに入ります。
年齢、ブログの有無、ハンドルネーム、程度の紹介ですが、程よく酔いが回っている関係上無駄に盛り上がりますw
私を含め、参加者の半分くらいが初顔合わせだったように記憶していますが、そんなことは関係なかったですね。
オフ会の時間は当初16時で終わるはずが、19時まで2回の延長w
中盤から後半は酔いが回り始めて、マッタリとした空気の中、熟睡する方々、違う話で盛り上がる方々、
テーブル席で持ち込みのあったボトルを囲んでマニアックな話を展開する方々、なおも淡々と飲む私w
等に分かれて、会はフリーに進んでいきます。
#ウスケバオフ