GLENMORANGIE 1976
“Concorde first flight”
700ml 60.8%
Distilled; 1976/1/21
Bottled; ????(知ってる方、教えてください。)
Bottle No,569/1000
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
香り:クリーンでやや香水感、梅肉、くるみ、若干セメダイン的な刺激を上面に感じるが、
奥から白桃やバニラ等のふくよかな甘さもある。モーレンジならではとも言えるウッディーさは控えめ。
時間と共に刺激が収まり、白桃系の香りが前面に出てくるようなら面白い。
味:口当りはまず蜂蜜や白桃、やや香水もある。クリーミーでしっかりとした広がりだ。
輪郭がしっかりとしており、中間からはフルーツのシロップ漬け、グローブ、若干の渋みがあって徐々にドライでスパイシーに。
全体的にバランスが非常によく、鼻抜けしっかり。余韻はくるみや麦、ややビターさをともなって長く続く。
コメント:キャンベルタウンロッホ11周年にて。一部の方々のテンションがドカンと上がった1本。
知識の無いくりりんさんは、
おーモーレンジの1976かぁ・・・程度で軽く見ておりましたが、裏の説明文を見てなるほどと納得。
~説明文一部抜粋、全文は画像を参照のこと~
“On January 21st 1976 when British Airways Concorde flew its first scheduled passenger flight”
“Glenmorangie production from that day was laid down and reserved for this special commemorative bottling”
1000本限定の記念ボトル・・・それもコンコルド。この手のボトルはコレクターアイテム、国内流通も皆無だったでしょう。そりゃテンションあがりますわ。
気になる味のほうはというと、これも良いバランスに仕上がっており、フレーバーの輪郭がはっきりしているというか、フルーツ感もあって中々。
また、樽香は抑えられており、透明感があって無理のない甘さに好感が持てます。
口開けから1日経ってない状態だったので、これが1ヵ月後とかであればさらによくなったのでしょう。
後日飲まれた方の書き込みをちらりと見ましたが、ピーチ感がかなりはっきり出ていたそうです。
素晴らしいボトルでした。
#グレンモーレンジ