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【速】87Malts Night!! くりりんSide(4)

さぁ、テイスティング会も盛り上がってまいりました。

SRボウモア・ブーケラベル1962-1984&DTボウモア1966!!
(Bowmore 18yo 1966/1984 53% Samaroli Bouquet 266/720 Bts)
(Bowmore 43yo 1966/2009 (DT Special Peerless, 44.9%, C#3313, 70CL, Oak Cask, 36/153Bts))

うわーキター!!
すごい飲み比べ!

ボウモア・ブーケは最初非常に麦っぽさ、70年代流通の流通のモルトにあるような麦感が出ていますが、
時間とともにフルーツ感、黄色いフルーツ感が出てきます。さらにステイせるとパッションフルーツ感がガンガン出てきます。
実にバランスがよくすばらしくまとまっていて、なにより余韻が喉の奥にどっしりと残り、非常に長く戻り続ける。

DTボウモア1966はハナっからどっしりと南国、パッションフルーツ・・・パイナップル、マンゴー、グァバ、
果肉とともにフルーツの皮や麦の香ばしさがばっちり香っています。
味わいは最初っから何国感、単調さもありますが、麦を蒸留してどうやったらこうなるんだというフルーツ感。

どちらも大変すばらしいボトル、まさに飲福、幸せすぎる!!

そして
SRグレンオード ブーケラベル1966-1984
(Ord 1962/1984 58%, Samaroli, Bouquet 315/720 Bts)

Sheepのマスターがこの世のものとは思えない美味さがあると、くりりんに語っていたボトル。
飲んだほうが良いですよ(ニヤリ)、なんて言われていてすごく、すごく気になっていたボトルなのです。
思えば、このボウモアとオード、ブーケット2本の流通から26年が過ぎ、私が生まれてから26年が経ち、
タケモトさんやウスケバという素晴らしい縁があって、2010年7月、無事出会うことが出来ました。

梅肉の甘酸っぱさに赤肉メロンやアプリコット、生プラム、奥からボディをささえるカスタードクリーム。。。
口の中で爆発する果肉感、もうすばらしいとしか言いようがありません。
飲めてよかった・・・そして良くぞ残っていてくれた・・・

これからこのボトルたちを飲めるのは、もうほんの一握りの人だけでしょう。いったい後何本残っているんでしょうか。
ラベル酔いはしないことを心がけていますが、しかし今日だけは、今回だけはラベル酔いさせてください。

素晴らしいボトルを全員で堪能しつつ、会は順調に進行して行きます。

この後はブラインドテイスティングの部門。

くりりんが奇跡を巻き起こします。

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~本記事部分の音声ファイルは以下より~

Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで

Part3,SRボウモア1966/84からSRオード1962/84 第1部ラストまで

#87Malts Night

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