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マッカランーグレンリベット1937 (36年)

GORDON&MACPHAIL
MACALLAN GLENLIVET 1937
36YEARS OLD
43% 750ml
Bottle No,629

オススメ度(10)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:はっきりとマンゴー感、黄と赤い色をした皮付きのマンゴーがイメージできる。
ランシオ香、白葡萄やパイナップル、パパイヤのような甘さもあり、何より香りが生きている。
マンゴーフレーバーを主体とした、南国感全開!感動モノ!!

味:やや粘性があり、ここもマンゴー感を感じる。オイリーさを伴うふくよかさ。
中間に少しGMらしいカラメルっぽさが出るが、それは一瞬、その後はナッツや麦のような香ばしさを伴いつつ再びマンゴーがあらわれる。
口奥に滑らかなピート(もしくは樽)由来の心地よい苦み、そして喉の奥から南国感が戻ってくる。まったりと長い余韻…

全体を通して非常にスムーズ、スパイスは極微量。広がるフレーバーに飲みこむのがもったいなく感じてしまう。

コメント:都内某所にて。某イベントの最注目(?)モルト
マッカランだし、さぞこてこて上品シェリー系だろうと思いきや
ところがギッチョン原材料か、樽なのか、こてこてシェリーはどこへやら
60年代に代表されるシェリー系マッカランでは、出会ったことのない南国感が出ており、
ずっと口の中でステイさせて味わうことが出来る。
まさにシングルモルトのロールスロイスと呼ぶにふさわしい1本。

年数経過でどうしてもくすんでいる要素もあるが、フレーバーはまだ生きている!
自然と口元がゆるんでしまう…

ワンショットは無理でしたが、ほんの少しでも飲むを出来たことに感謝です。
文句なしの10点満点評価です!

蒸留されて70年以上。
この頃のモルトが、いまだに理想系のひとつとして君臨している。
大量生産、作業効率化は、変化はもたらせど進化とは限らない。
今、求められるは古きをかえりみる温故知新の心…。

素晴らしいモノをありがとうございました!

〈以下、余談〉
新宿某所にて…
はちあわせしたK様には「明日じゃなかったのぉ!?」と言われ、その後無茶振りもあり
前日に来ていたG様には「くりりんさん来たら総ナメにするから、絶対今日飲んでいきます」とマークされていたり…
あれ、なんか、俺って、酒豪(見境なしザル系)っすか?w
まったく失礼なコトですヨ、こんな草食系かつ英国紳士な若者に…

しかし無茶振りはありがとうございま~す!
せっかくなので無茶も美味しく消費しました。

#マッカラン

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