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TWAパーフェクトドラム・ボウモア1993-2010 2nd

THE PERFECT DRAM
BOWMORE (2nd)

EX-BOURBON HOGSHEAD
DISTILLED:1993
BOTTLED:2010

AGED 16YEARS
70cle 53.8% vol
222BOTTLES
“burning flowers + fruits at an indoor pool”

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:ピートスモークというよりは強めの燻し感が上面にある。焚き火の後のよう。
七輪で焼いたニボシのようでもある。奥から出てくるやや青さを持った植物質なフルーツ感は、
皮付きパイナップルやレモン、時間と共にバニラクリームのようなクリーミーな甘さも出てくる。

味:口当りからやや粘性があり、甘さとピート薫香由来の苦味を伴う。
中間にかけて煙の中の甘酸っぱいフルーツが主張して、パイナップルの燻製、レモンジャム、ドライマンゴーを感じる。
その後燻した麦、口奥にスパイス。余韻は鼻抜け共にピートスモーク系で、じんわりと塩を感じつつ程よくビターで長く続く。
加水で中間のピートが引っ込み、さらにフルーツ主体になる。しっかりした甘酸っぱさが好印象。
余韻のピート系のビターさは変わらずだが、さらにバランスが良くなるか…。

コメント:キャンベルタウンロッホにて。パーフェクトドラム、ボウモア1993の2ndリリース。
前回リリースの1stとベクトルは同じながら、燻し感が強く、ピート感が増しているように感じる。
しかし、フルーツ感もよりはっきりしているため、全体の中にあっては(特に味のほうで)、ピート感は1stよりバランスよく感じる。
なおフレーバー中のフルーツは南国系だが、マンゴーというよりはパイナップル。
熟成感があり、旨いボトルであるが、1994あたりでも似たフレーバーを持つボトルはありそうだ。

ちなみにIndoor pool (屋内プール?)の指すフレーバーは??だったが、Burning flowers+fruitsとはよくいったもの。
2ndボトルのフルーツは、言葉そのままの意味で煙に巻かれている。

(ボトラーから定義はされてないですが、このブログに限っては以下とします。)
1st:BOWMORE 1993-2010 70cle 59.9%“a phenolic fruit & flower basket”
2nd:BOWMORE 1993-2010 70cle 53.8%“burning flowers + fruits at an indoor pool”

>>1stのテイスティングノートはこちら

その日は霞ヶ関で朝から仕事があり、いい時間までかかってしまったので、
新橋から帰るところを有楽町まで足を伸ばし、ちょっとだけ寄ってみました。
奥の席に座り、前を見ると・・・上の棚にこのボトルが!

おお、indoor poolじゃん、もう入ってたんだ!

これもまた、めぐり合わせですね。
アイラフェス系のボトルも、近日追加入荷されるようなので、非常に楽しみです。

#ボウモア

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