ジョニーウォーカースイング 1970年代流通品
43度 760ml
追記事項:従価特級表記、通関コードY7966、コールドベック株式会社取り扱い
ボトル状態:購入時良好、開封後1年経過、感度バリバリ
価格:6000円で購入(オークションならもう少し安く手に入るか)
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
香り:たまり醤油飴、黒糖梅酒、バターなどのねっとりとした厚みのある甘い香り。
続いてオールド系のモルティさ、プリン、パンケーキ、少量のヒネ香、
奥からクリーンなオレンジやアルコール。どっしりとした味わいを予感させる香りだ。
加水で香りが伸びる。ねっとりした甘さが奥に引っ込んで、華やかで上品、
ビスケットのような甘さ、海苔や海草(ヨードではない)のような香りもでてくる。
味:なめらかでややオイリーな口当たり。カラメルと麦、カステラやビスケット、みたらし、
中盤からビターさがあり余韻にかけて続く。程よくカラメルソースのようなビターな甘さ、
心地よいスパイスを伴う余韻。加水で余韻にオレンジの皮のようなフレーバーも。
コメント:ふくよかで厚みがあって、オイリーだがモルト感しっかり、良質ブレンデット。
単一蒸留所ではなかなかでない味と香りの変化の仕方をする、少量加水がオススメ。
揺れるボトルが妙な高級感を漂わせている。
今日は自分にとってウィスキーを本格的に始めて1年になる日で、きっかけとなったボトルをUPしようと決めていました。
そのボトルこそが、今回の“ジョニーウォーカースイング 従価特級 1970年代流通”
コイツを実家近くの酒屋で、親父との晩酌用ウィスキーとして購入したことが、今日の私にいたるターニングポイントでした。
それまではネット某所で美味いと書かれていた5000円クラスのモルトを購入したりして、
ちまちまと飲んでいましたが、なんだか物足りなさを感じていたところに、このオールドブレンデット・・・
衝撃でした。
なんだこの美味いのはと。
今飲みなおすと「ああ美味いな」と思うくらいですが、当時の私には未体験の60年代以前の原酒、
特にオールドボトル特有のフレーバーが衝撃的だったのでしょう。
そこから酒屋めぐりが始まり、ハズレをつかまされないように独学での勉強が始まり、
ついでに現行品の知識も増えていって・・・当初はプレジールだけでしたが、新たに行き着けとなったBARの皆様にも見守られ(仕込まれw)、
もともと凝り性だったこともあって今ではご覧のとおりですw
これは文句なしに自分にとって“出会い”のあるボトルです。
これからも、自分に新しい世界観を伝えてくれる何かとの出会いがあるといいなと願っています。
<補足>
と、ここまで偉そうに書いていますが、後日テイスティングノートを書き直すかもしれません。
ちょっと今日は体調の低下により舌と鼻の稼働率も落ちているようなので・・・。
一応全力は尽くしました^^;
#ジョニーウォーカー