グレンドロナック16年
1993-2009
700ml 61.0度
Cask NO,538
Cask type,オロロソシェリーバット
Bottle No,503/604
価格:9000~10000円程度
オススメ度
☆☆☆☆☆☆
香り:甘く厚いシェリー、やや鼻を焼くアルコール感に
クリーミーでレーズンやチョコレートしっかり、硫黄を少量感じる。
味:粘性のある口当たり、まず甘さ、葡萄、ブランデー入りチョコレート、
レーズン、プルーン、シェリーを上乗せしたようなニュアンスはあるが、現行品としては良質なシェリー感だ。
続いて、すぐに強めのスパイスがやってきて、口の中がビリビリする。
奥から樽系のフレーバー、古びた木、渋みはそれほどないが、余韻はドライで飲むほどにタンニンが蓄積する。
喉から鼻にかけての抜けは力強く、レーズンやプラム、ベリー系の甘酸っぱさ。
コメント:オフィシャルの15年、18年系統のこってりシェリー系ウィスキー。
先日紹介した1972のカスクに比べれば作為的なシェリー感は否めないが、
さすがグレンドロナック、シェリー樽の使い方が上手い。
長熟以外にも、今後のリリースを期待させてくれる1本。
2010年2月、第10回ウィスキーマガジンライブにひっかけて発売されたドロナック。
ちなみにこのボトル以外に、ボトリング634本、Cask No,523の仕様のシングルカスク16年がある模様。
データによると今回飲んだCask No,538のほうが約5ヶ月熟成期間が長いという。
飲み比べしてみたいなぁ、コテコテ系のボトルだから些細な味の違いなんてわかんないだろうけど。
#グレンドロナック