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ボウモア1968-2002 34年


(写真右から3番目のボトル)

ハートブラザーズ
ボウモア 34年
1968-2002 
700ml 40.2度

オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:南国フルーツ系のボウモア、香りは前記のダンカンテイラーに引けをとらないすばらしさがある。
微炭酸、土っぽさ、マンゴーやグァバ、レモン等の南国系の香り。

味:ふわっと広がる南国感、複雑で高貴な味わい。しかし中間がややボケている。
酸味のないパッションフルーツ、マンゴー、少量のパイナップル、ミント・・・そのままのフルーティーさで余韻に向かっていく。

このボトルもボウモアに対する価値観を変えてくれるだけのポテンシャルを持っており、本当にすばらしいのだが、
シグナトリーダンカンテイラー、2本のボウモアと比べると果汁50%のジュースくらいに思えてしまう。
40度まで落ちてしまった度数が原因か、中間からのボケだけが本当に残念。
しかし単体で飲む分には60年代ボウモアのすばらしさを兼ね備えた、後の世代の飲み手に語り継がれるボトルであることは間違いない。

コメント:ボウモア60年代3種飲み比べ最後のボトル
このボトルにダメだしとか、ゼイタクなヤツですね。
南国感のあるフルーティーなフレーバー・・・まさに一期一酒な出会いでありました。

さて、南国感といえば1993年のボウモアが当たり年で、マンゴー感をはじめ南国感があると聞きます。
先日、キャンベル10周年記念でボトリングされて、一部モルト好きの間で話題騒然となったケイデンヘッドのボウモア1993(16年)は飲めましたが、
確かに南国っぽさはあるんだけど、言うほどでもなかったかなという印象ですた。

そして今度、どこぞのボトラーズから93ボウモアが少量出るようで、既に争奪戦は終了した模様。
気になるなぁ、どこか横浜のあたりのBARに入ってないかな

#ボウモア

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