北海道北見市。
市別の人口では、札幌(1,896千人)、旭川(353千人)、函館(283千人)、釧路(186千人)、苫小牧(174千人)、帯広(169千人)、小樽(134千人)に次ぐ、道内第8位(126千人)。
とはいえ、場所がすぐに頭に浮かぶ人は少ないと思う。
空の玄関女満別空港から、車で西におよそ40分走ると石北本線の北見駅。
対して北東に30分行くと網走駅。
要は北見は、帯広、釧路に次ぐ、道東の中核都市なのだ。
ただし知名度では人口40千人の隣町網走市(高倉健の映画の影響?)に差を付けられているのが、ちょっと残念!
明治時代、知床から稚内のオホーツク海沿岸(現在の網走支庁と宗谷支庁のあたり)は北見国と呼ばれていた。
北海道の命名者でもある松浦武四郎が、この地域の通称が「北海岸」だったことと、快晴の日には樺太が「見」えることから名付けたのだそうな。
その北見の名産がハッカ。
漢字で薄荷。
驚いたことに、1939年には世界のハッカの70%を生産し、輸出していたという。
いまでも国内の95%が北見産だとか。
さて、この秋一番冷え込んだという宵。
バー巡りの1軒目は、BAR MASAKI。
オーナーは日本バーテンダー協会(NBA)で活躍されていて、全国カクテル・コンペティションの審査員をされている方。
因みに、道東は本格バーが多い地域だそうだ。
NBA北海道本部の9支部<函館、札幌、小樽、室蘭、旭川、北見、網走、釧路、帯広>のうち、人口が道内の2割未満しかいない道東に4支部が置かれている。
さて2軒目は、WEST BAR。
オーナーはカクテル・コンペの優勝経験者で、NBAでご活躍中。
北見は隠れた「バーの街」らしい。
さて翌日、
ハッカ(和名)とミント(英語)、呼び名は違うが同じハーブということを町の方から伺った。
残念!
前日に知ってたら、地元の新鮮なハッカ(笑)で作ったミント・ジュレッブとか、モヒート、呑めたのにぃ~!
#BAR