私はウイスキーの官能能力がない。(きっぱり!=笑)
いま味わったウイスキーの味が、翌晩には微妙に違った味に感じることが、ままあって、舌の記憶が脳に残らない(変わってしまう)のである。
そんなウイスキー「味音痴」が多少なりとも直るかと淡い希望を抱いて、スコ文研のWE・WP向け特別講座「テイスティング専科」を受講した。
講師は、雑誌THE Whisky Worldのテイスター、谷嶋氏、吉村氏、土屋代表の3氏。
サンプル3種を、ひとつずつブラインド・テイスティングしながら、その方法や香味の表現などについて座談会風に話された。
ノージングして香り、口へ含んで味わい(印象、酸味、甘み、渋み・苦味、樽のニュアンス、ピート、熟成感、余韻、後味)、種別と生産地域について、ひとりずつコメント。
テイスティング上達のポイント、その1。
常日頃から香りを意識し、嗅覚を敏感にすること。
その2。
香りや味わいが分かることと、それを表現することは別もの。
メモをとり、それを文章にして表現する訓練が大事である。
当たり前だが3氏のプロの技に感心し、大変勉強になった有意義な講座で、受講してよかった。
ちなみにWPの官能試験は、今回のテイスティングより、さらに高度で複雑らしい。
受講の成果。
私にWPは到底無理!
ということを、再認識させていただいたこと。(きっぱり!=笑)
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