本当に残念です。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/quarterly/
■休刊のお知らせ
弊誌「サントリークォータリー」は、今号をもちまして休刊させていただくことになりました。
ご愛読、ご支援いただきましたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
また休刊に伴い、バックナンバーも含めた販売とお申し込みの受付は、
すべて2009年6月30日(火)で終了とさせていただきます。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/quarterly/backnumber/backnumber_79.html
Number 79 winter 2005 2005年12月15日発売
特集 ウイスキー新時代。シングルモルトのチカラ
ウイスキーの新しい時代が、幕を開けました。固定されたイメージの殻を脱ぎ捨て、ひっそりと静かに、けれど着実に、若者や女性までもが注目する存在へと生まれ変わっています。頼れるリーダーは、シングルモルトウイスキー。その魅力を語りだしたら、一晩あっても尽きることはありません。さあ、グラスを片手にゆっくりとシングルモルトのチカラを感じてください。
世代をつなぐウイスキー 親子で訪ねる山崎蒸溜所 品川雅彦
父…徳光和夫、息子…徳光正行。ふたりは20年ぶりに一緒に旅をした。向かった先は京都郊外・サントリー山崎蒸溜所。1杯の『山崎』を傾けながら、語らい合った数時間。親子の絆は、改めて強く結ばれた。
山崎蒸溜所のこだわるシングルモルト 野地秩嘉
十数年ぶりにポットスチル(蒸溜釜)の交換を行っている山崎蒸溜所。その理由は、設備更新による品質の向上をめざしてのこと。更新によってつくられるシングルモルトとは、一体どんなのものなのか。山崎蒸溜所の工場長・宮本博義に尋ねた。
シングルモルトのある場所1
ウイスキーが飴色空気を連れてきた 橋口いくよ
シングルモルト初心者の友達を部屋に集めて飲んでみたら……一体どんな味なのだろうか。作家・橋口いくよ氏のエッセイ。
サントリークォータリー特別編
BARレモン・ハート〈シングルモルトの巻〉 古谷三敏
ご存知、漫画「BARレモン・ハート」の特別描き下ろし。
いざ、BARへ。
一口にBARといってもその種類は様々。オーセンティックからカフェ風のトレンディなBAR、最近では立ち飲みスタイルも定着してきた。そこで、シングルモルトにこだわりをもつ東西のBARをセレクト。今宵は誰と、どこで、ウイスキーを楽しもうか。
シングルモルトのある場所2
修業の場 大沢在昌
普段はひとり仕事場で飲み、BARに憧れるもののなかなか足を向けられない。そんな作家・大沢在昌氏のエッセイ。
ほんの少しの背伸びが、女を磨く。
これまで多くの働く女性を見つめてきた「日経ウーマン」編集長・野村浩子氏に、最近徐々に増えつつある「女性のひとり酒」について、その背景を伺った。
シングルモルトのおいしい飲み方
シングルモルトを気軽においしく飲むための簡単な秘訣を、ストレート、オンザロック、トゥワイスアップ、ハーフロック、ホットごとに解説。また、ウイスキーを使ったカクテルも紹介する。
シングルモルトに合う おつまみは瞬間芸
「飲むときこそ、手間も時間もかからないのがいい」と断言するソムリエの木村克己さん。百貨店などで買える材料ばかりでつくる、木村秘伝のシングルモルトに合うおつまみを大公開。キーワードは「スモーク、脂、発酵、ゼラチン」だ。
樽は時を受け止める。 達磨 信
樽職人が精魂込めてつくりあげた樽にモルト原酒が詰められる。貯蔵庫の蔵人たちはそれら一丁一丁の樽の熟成を見守り続ける。ウイスキーの熟成に欠かせない樽の秘密、その樽に秘められた蔵人たちの思いとはいったい何なのだろう。
ところでシングルモルトって何?
教科書的に言えば「ひとつの蒸溜所のモルトだけでつくられたウイスキー」。でも、そんな1行だけでは、シングルモルトの奥深さは伝えられない。その広い世界の一端を覗いてみよう。
新しいチカラ。ニュークラブでシングルモルト。
いま話題の「ニュークラブ」と呼ばれる新しいジャンルの高級クラブでも、シングルモルトが注目されている。その様子を紹介する。
ウイスキーとことば
「ウシュクベーハ」や「酒齢」といったウイスキーに関することばを集めてみた。
【旅】四水系の旅。天王山・京都西山編
サントリーモルツがつくられている4つのビール工場(利根川、武蔵野、京都、九州熊本)で仕込水として使用している天然水が育まれた土地とはどんなところなのか。第2回は大阪と京都の府境に横たわる「天王山・京都西山」訪れた。
【対談】紅’S BAR 長谷川理恵 × 岸紅子
美容アナリスト・岸紅子を接待役に、毎回多彩なゲストを招き美意識について語っていただく企画。第2回は、モデル・長谷川理恵さんの生き方、そして美意識とは何かを探る。
【エッセイ】
・アンクルトリスの横浜日記「バーめぐり その一(昔)」 柳原良平
・女のロック男のキック「平和的解決を」 安西水丸
・キムのアテ「祝」 木村祐一
・スポーツオタク「何だかわからないアイテム」 えのきどいちろう
・ハーフロックでDVD―右手にリモコン、左手に水割り―「ウイスキー」 山口正介
【音楽】酒とマリアージュする音「LIVE BAR MINGUS」
黒いドアを開けると、そこには50年代初期のJBLのスピーカー。アナログのレコードもたくさんあるが、もっと凄いのは目の前で繰り広げられるインプロヴィゼーション。ウイスキーのオンザロック、氷もスイングする夜だった。
【ファッション】酒場のシャツ
酒場で、男はどんなシャツが似合うのだろうか。日本のメンズスタイリストのパイオニア、北村勝彦氏の場合。
【スイーツと酒】スイートな関係「シャンパンの場合」
酒に合うスイーツを巡る冒険の第2回。知る人ぞ知る隠れ家レストラン「1102号室」のシェフ「ウメさん」による、シャンパンに合うシンプルだけど物語のあるスイーツが登場。
#ウイスキー