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09年豪ワイン生産量、熱波の影響で大幅減少の見通し

http://news.nifty.com/cs/item/detail/reuters-JAPAN-382353/1.htm

2009年5月27日(水)16時25分配信 ロイター
[パリ 26日 ロイター] 南半球原産のワインの市場シェアが拡大する中、オーストラリアなどでの気象条件の悪化が2009年のワイン生産に影響する可能性がある。

 ブドウ・ワイン国際機構(OIV)の代表は「1986─90年には南半球の国々が生産するワインは世界市場のほんの1.7%だった。そのシェアは飛躍的に伸びた」と前置いた上で、2009年の同地域の生産量は前年比6.1%減少するとの予想を明かした。

 中でも、世界第6位のワイン生産国であるオーストラリアは、前年比11.5%と大幅減産の見込み。同国ではブドウの生育期に熱波が干ばつや山火事を引き起こし、ワイン生産者に打撃を与えていた。

 OIVの代表は、熱波はその年だけでなく翌年の生産量にも影響を及ぼすと説明し、「生産量が大きく落ち込むと、輸出の量も例年通りの水準は保てないものだ」と指摘した。

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