グラッパと書きましたが、本来グラッパはイタリアのものを言います
これはスペインで生産された、オルホと言います
フランスで作られたものは、マールと呼びます
毎年11月に「オルホ祭り」が行われる
北スペインのカンタブリア地方のポテスの町から
オルッホの発祥は隣のガリシア地方とのことですが、
スペインとして世に出す製品として広めたのは
カンタブリア県のポテス村が中心だそうです。
赤銅のアルキタラ(蒸留器)は3つに分かれています。
最下部、釜、ここに前もって醗酵させたブドウの皮を入れます。
中部、喉のように狭まった部分、オルッホの蒸気がここを通って
上部のカップ部分へ上昇するところ。
上部カップ部分、回りに冷水の入った丸天井の塞がれた部分で
そこを通った蒸気を冷やす最後の蒸留過程です。
その結果純透明でまろやかなスピリッツが出来きます
食後酒に最適。現地の人々は朝パンと一緒に一杯飲みます。『ラパルバ』と言い、きつい山仕事へのために体を暖め力を与えるそうです
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