1. The Piper and the Shrew
2. Elav the Terrible
3. Where the Summers Go
4. La Grand Nuit du Port de Peche
5. Queen of Argyll
6. 5/4 Madness
7. Davie”s Last Reel
8. Jericho
9. All Our Dreams
10. The Panda
スコティッシュ・ロックの最高峰!と勝手に思っているバンド『Wolfstone』です。
「Almost An Island」は2002年リリースの9作目です。
メンバー
Duncan Chisholm : Fiddle,Back Vocal
Stuart Eaglesham : Guitar,Vocal
Stevie Saint : Pipes,Whistle
Wayne Mackenzie : Bass,Back Vocal
サポート
Phil Cunningham : Keyboard,Box,Back Vocal
Alan Cosker : Drum
Brian McNeill : Tambourine
Cous MacAfferty : Cittern
も~ 先に言っちゃいますよ~
本作は~ 現時点での~
さ・さ・・さ・・・
本作の最大の特徴は何といってもバグパイプです。
スティーヴィー・セイントの奏でるバグパイプが、
ほぼ全面に渡って前面にフィーチャーされております。
コレだけでも私のツボに嵌まるわけですが、曲も最高に良いのです。
この頃の彼らは、精力的に活動をしています。
恐らく契約等の関係だと思いますが、アルバムを立て続けにリリースしてますね。
フィドラーのDuncanはソロ作などもリリースしてますしね。
それが影響したのか?本作は10曲中7曲が楽曲の提供を受けております。
1.「The Piper and the Shrew」 はピアノの音で幕を開けます。
そこにDuncanのフィドルが乗ってきます。 1:50前後から、パイプとエッジの効いたギターが絡んでくるのですが、これが素晴らしくエキサイティング!
1曲目から私のハートをわしづかみで御座います。
2.「Elav the Terrible」は1曲目の勢いを更に加速させた一曲です。
Stevieのパイプと、Wayneのベースがうなりを上げます。
Wayneのベースは、英国が世界に誇るヘビメタ・グループ『Iron Maiden』のスティーヴ・ハリスもビックリ!の重低音ベースを聴かせてくれます。とても硬派な名曲です!
3.「Where the Summers Go」はDuncanとStuartのペンによる歌物です。
ホイッスルとフィドル、アコーディオンが心地の好いミディアム・ナンバーです。
4.「La Grand Nuit du Port de Peche」 動画は最近行われたライヴの様子です。
「Where the Summers Go」でクール・ダウンした体と脳を更に熱く蘇らせる一曲です。
5. 「Queen of Argyll」は歌物です。
ファンキーなリズムが印象的なミディアム・ナンバー。
田舎臭い(褒め言葉)Stuartのボーカルと、間奏で炸裂するパイプが堪りません。
6. 「5/4 Madness」は名アコーディオン奏者でもあり、名プロデューサーでもある
Phil Cunninghamによる一曲です。
静かなピアノ音で始まります。そこにアコースティック・ギター、フィドルと順に加わっていきます。
中盤から印象的なキーボード、ホイッスルが加わりスピードアップ。一旦落ち着き、終盤にかけてパイプが加わり再度スピードアップ。まるで映画にも使われていそうな劇的なナンバーです。
7. 「Davie”s Last Reel」はパイパーStevie Saintのペンによる一曲。
Stevie Saintのパイプと、Duncanのフィドルが熱く熱く疾走する名曲です。
8. 「Jericho」はDuncanとStuartのペンによる歌物。
Duncanのフィドル、Philのアコーディオンが終始心地が好いミディアム・ナンバーです。Stuartのボーカル、バックのコーラスも綺麗で、「The Prophet」と肩を並べる名曲です。
9. 「All Our Dreams」はStuartの優しいボーカルがとても映えるスロー・バラード。
しみじみと聴かせるとても美しい一曲です。
10. 「The Panda」は故Gordon Duncanのペンによる一曲。
パイプとフィドルがメインのとても硬派な一曲。脇を固める演奏陣も、とてもタイトな演奏を聴かせてくれます。このアルバムの最後を飾るに相応しい名曲です。
#Wolfstone