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ARDBEG BLASDA

本日「アードベッグ ブラスダ」が入荷しました。

先日お客様にご注文頂いたにも関わらず、未だ購入しておりませんで、ガッカリさせてしまい本当に申し訳ありませんでした。
遅ればせながらも、ようやく当店にもやって参りましたので、ご興味のある方は是非お試し下さいませ。

この“ブラスダ”とはゲール語で“甘くておいしい”の意味で、フェノール値8ppmというライトピートの麦芽で試験的に作られた限定品です。
飲んだ方からの意見を聴いて今後の商品開発に活かしたいと言うのが今回リリースする主旨で、メーカーはヘビーピートの「アードベッグ 10年」と比較して味わってもらう事を熱望しています。

「アードベッグ10年」と比較すると、色合いについては更に淡いでしょうか。。
10年も元々淡い色合いなので、「ブラスダ」は殆ど無色透明に見えます。
香りも幾分軽やかで、綿菓子の様な甘やかさと、青々とした草っぽさを感じます。
一口含むと僅かにピーティーさを感じますが、「10年」の様に刺激が広がる事無く、穏やかにたゆたう様な感じです。
刺激が穏やかな分、「10年」では認識出来なかった味わいを感じられるようになったと言う事でしょうか。。 爽やかなライムやマスカット、熟した柿の様なフレーバーを感じます。
後味も穏やかな苦味で、舌を刺す事も有りませんし、チョコレートの様な温かな余韻を残します。
これならば食事と合わせてもいけるかも!と思いました。
もしかするとアイラファンの方であれば少々物足りなさを感じるかも知れませんが、「10年」よりも頻繁に飲みたくなる魅力を持っているモルトだと感じました。

アードベッグのブランド・ディレクターを務めるヘイミッシュ・トーリさんは、「ブラスダ」を食前酒として勧められておられ、「世界中どこにいても、午後8時には「8ppm」の「アードベッグ ブラスダ」のボトルを開けましょう。」とPRされています。

大阪人としては「いったい晩ご飯を何時から食べんねん!」とツッコンでしまいそうになりますが、確かに食欲を誘発する効果を持っている、味わい深いモルトだと思います。

因みに私の晩ご飯は深夜2時半頃。。。
そりゃあメタボりますわ!




                 ARDBEG BLASDA 40%  1400円/30ml

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