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トイレの照明

これがオイラの店、Bar Joker”s Wildのトイレの照明です。
天井じゃなくて壁にくっつけるライトです。

なんか渋いっしょ!トイレスペースが狭すぎて和式トイレを洋式には変えれなかったんやけど
精一杯カッチョ良くしてもらうつもりです。(洋式で座るとドアが目の前にくるのだ)
こんなんをヤフオクで探してくれるんですからホンマオイラにとって最強の助っ人なんですよ!

このテナントを初めてこちらの業者さんに見てもらった時、古いパーマ屋さんだったドアノブを見て
「これイイですね、これ外してトイレのドアに使いましょか?」と言われた時
マジで全身に電気が走った。

オイラの求めてたのはまさにこの感覚だ、実際ドアノブ代くらい浮かしてもいくらも安くならない。
でも偶然そこにあったモノとの出会い・・・そこから生まれる独特の雰囲気。
構造上取り除けないもの、また逆に残したいもの。

制約があってそれを越えるからこそ想定外の面白いのもが生まれるのだと思う。
潤沢な資金があり真っ白なカンバスに自由に絵を描ければ良い絵が描ける訳ではない筈だ。

オイラそんな内装屋さんを探してたんですよ。
ホンマ彼が男性で良かった、女性なら完全に恋してたと思う。(マジで)
結局そのノブを使うことはなさそうだが、それくらいの衝撃だった。

んでもってオイラが気に入っている周りの風景にもちゃんと気付いてくれて
昼間やのに「この街灯イイですね」と言ってくれた。
合う人とはとことん合うのだろう・・・実際エエんですよ!落ち着いてて、夜の雰囲気。

「イスじゃなくて簡単に腰掛けるような横棒みたいなのはどうですか?」と言われて
「僕も立ち飲みみたいな気軽な店にしたいから、そんなんでエエんです
それよりも僕が言う事から色んなアイデアを出してくれる・・・こんな感じで一緒に仕事できる業者さんを探してたんですよ!」と普段のオイラらしくない素直な感情が表に出た。

一緒に来て下さった女性の方も
「イスも工房で作る事もできますし、オークションでもお探ししますよ!」
と言ってくれた。(彼女が図面を引いてくれて、この照明も探してくれたのだ!)
どんだけ安く入手しても自分の利益にならんのに、オイラの予算のために動いてくれている。

このお二人に出会えてホント嬉しかった、ほんで勇気付けられた。
この店に負けないような仕事をしないとと気合が入る。

今月の24日から工事だ・・・オイラ11月で42歳、この歳になってこれほどワクワクすることがあるとは思いもよらなかった。

#只今開店準備中

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