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10月21日何の日、フッフ~ン。(お昼の某番組風)

表題ですが、知っていたら歴史ヲタクか海戦ヲタクの称号をタダでプレゼント!(笑)

と、言いつつ、過ぎてますが。(苦笑)
まあ、そこは放置プレーで、話をススメましょう。(^_^;)

で、タイトルの日に起こったのは、大英帝国の繁栄の起点となったトラファルガーの戦い。

この海戦で勝ったものの、ネルソン提督が戦死してラムに漬けられて帰還したのは、有名な話。

まっ、それに引っかけて当店のラムを紹介しようかと。(^_^;)

最初は、本物のイギリス海軍御用達だったパッサーズ社のブルーラベル。
1972年まで、ラムの配給が海軍では有り、配給されたラムの銘柄の一つが、コレ。
社名のパッサーズとは主計官と言う海軍職の名が訛った言葉で、中身はガイアナ・トリニダート・バルバドス他のブレンド。
赤ラベルと青ラベルが有るが、海軍が特に好んだのは青ラベルの様なヘビーでダークなラム。

【90年代初頭のパッサーズ・ブルーラベル47.75°】

40ml=¥1300

次は、当時の海軍ラムをイメージした高アルコールの100Pのデメララ。

【最近見いラムス・ネイビー100Pデメララ(57°)】

40ml=¥1000

パッサーズより、比較的辛口の若いデメララ。

おまけ。
ジャマイカも、イギリス海軍へのラムの供給地の一つでした。

【90年代のモルガン・ブラック】

では次は、もう一方のフランス側ラムのご紹介。

やはり、フランスのラムと言えば、当時は二十を越える蒸溜所の有ったマルティニーク島の砂糖黍ジュースから造られるアグリコール・ラム。

トップバッターは、ブランと樽熟の良いとこ取りの、若い樽熟成のラム。

【今で言う、90年代初頭のJバリー・ペール50°】

現行と余りラベルは変わらないので写真はナシ。

40ml=¥700

サトウキビの青い香り、樽のキャラメルの香り、ラムらしい甘い香り……若くても、トロミの有る口当たりで滑らか。

二番目にご紹介は、クレマン!
しかも、ブラン!

【今とは、ラベルも度数(45°)も違うクレマン・ブランシュ!】

40ml=¥1300

こいつは、マジでストレートのラム・ブランがこんなに旨かったとは初心者ながら驚きでした。(^_^;)
特に、こいつはAOC(生産方法を規定するフランスの法律)改訂前の1983年以前生産の為かも。
ともかく味や香りは何もコメント無し!
是非是非、ご自身で未知のラムの旨さを体験してみて下さい!(^o^)/

トリを飾るは、初代ガンダムでシャアが「坊やだからさ」のセリフ時に呑んでいたラムとして、近年ラム愛好家以外にも知られて来た、ラ・マニー蒸溜所。

【他では、まず飲めない逸品のラ・マニー】

40ml=¥2000

なぜなら、フランス革命周二百周年記念ボトルだから。(^o^)/
で、革命は1789年だから、1989年に詰められたラムでやんす。(ネックのシール、剥がれて行方不明(涙)

風味は、文句なし。(笑)笑っちゃう位ウマ旨。
強いて言うなら、ボディが少し軽めかな?(呑まれた方談)

これを呑まずに、マルティニークラムは、語れない!?

#トリビアとかテイスティングなんか編 〜時には真面目に酒な話〜

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