●モト
完成したので、開けて見せてくださっています。カンシャ
濃度が濃いので、お粥位の濃さかな?
写真には写ってはないですが、冷却した水でタンク自体を冷やしてます。
これを大きなタンクに移し、水と蒸し米を数回に分けて入れ(丹波流三回に分ける)て、発酵させ清酒を作ります。
●今年の杉玉
●過去の杉玉
蒸米機の横、倉の入り口上に、神棚と共に飾ってあります。
神社は、奈良なんでお約束の大三輪神社。
話によると、お酒との物々交換で、しかも、結構な量を差し出さないとくれないらしい。(笑)
ちなみに、本来は緑の杉玉は新酒が出来たことを表し、宣伝と縁起で飾られる。
ちなみに、普通は、一つだけの蔵が殆ど。(笑)●メインイベント(笑)
待ちに待った、この日一番のイベント。(笑)
10~11月に醸した、本醸造原酒、特別純米原酒(非売品)など。
上の1つは、無理を言って汲んで貰った仕込み水。
口に含んだ時は、伏見の白菊水みたいに柔らかいけど、飲み込む時には其れなりに、ミネラル感が。甘みや味は余り無し。
酒の方は、本醸造原酒がインパクト有り。本醸造なのに、瓜みたいな青っぽい爽やかな香りと腰と厚みの有るお味、そして、酒飲みを満足させる飲み応え。
話によれば、本来、普通は熟成後、加水されて製品化されるので、それを見越して濃いめに作られるからでは。とのこと。
特別純米も、有る意味危険。するすると飲める&体にすっと馴染むナチュラルていすと。
当店で味あわれたお客様の評は、日本酒の苦手な人でも、飲めるのでは?
特別純米の何処が特別かと言うと、米だそうで。
酒米で無くて、飯米。かつ、金剛山の谷間の清水で、有機無農薬の特別米。
下手な酒米よりも、高いそうな。(笑)
いや~、非常に良い蔵でした。
奥深い味は、高い技術力からでしょうね。