北新地「十年」へ～年始のごあいさつ

北新地「十年」（とおねんと読む）
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0663442407/index.html
http://www.tohnen.net/about.html

日本のバーボンバーの草分け。
４２年の歴史。
日本バーボン普及協会会長である工藤さんのお店。
（実は自分も普及協会の末席）
まだバーボンの輸入がほとんどないときに
大統領に輸入拡大を訴える手紙を出した。
返事がないまま何度も出した。
フォードからカーターに変わった頃、
ある日領事館員が訪ねて来た。
「クレイジー（すごい）！」
そして、大統領からの親書が届いた。
ケンタッキーへの３か月に及ぶ招待状。

誰もバーボンに振り向いてくれない苦境。
北新地という土地柄、そんな田舎酒なんてと言われた時代。

そんな時代を経て、北新地で４２年。
バーボン一筋、７２歳。

自分なんてパイオニアがおられたおかげ。
しかし、枚方にバーボンを普及させたい一心で。

お伺いすると、いつも発見がある。
工藤さんの立ち居振る舞い。
お話の内容。
だから、お伺いするのを自分では研修と称している。

十年で合流したK氏と次のお店へ。

お初天神近くのパラディ。
http://tobirakansai.usukeba.com/e26826.html

お酒の種類がものすごく多いお店。
こっちが勝手に同志と思っている。
アホアホ話で夜が更ける。

帰りに締めだと、つけ麺屋へ。
魚介だしがアツアツの石鍋のなかで沸騰している。
うま～とたいらげる。

穏やかな気持ちのまま。

堂島川の水面の灯り。

さて、

あらためて１年の始まり。