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炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム
 山菜のあく抜きや黒豆をやわらかくしたり
膨らし粉として使います。

我が家では、これを冬場に鍋料理に使います。
(嫁さんがどこかで聞いてきたのだと思う)

お鍋に1Lくらいのだし汁を入れます。
沸いてきたら、「炭酸水素ナトリウム」を
小さじ1.5杯入れます。
ここに、絹ごし豆腐を入れて10分ほど
沸かしていくとあら不思議。
豆腐が溶けてきます。

この「とろとろの湯豆腐」、美味です。
お好みで、塩や柚子胡椒も良いです。

豆腐を8割がた食べたら、野菜や肉、魚を入れれば
「豆乳鍋」の出来上がり。
残り2割の豆腐が溶けて良い感じ!

〆は、素麺を茹でずに投入。 ちょっと水を加えて
味を整えます。 こしのある中華麺っぽい味わい。

ここで化学屋さん(元々は!)としての解説。
炭酸水素ナトリウムの水溶液はアルカリ性
NaHCO3 + H2O → NaOH + H2CO3 + H2O
豆腐はたんぱく質だから、アルカリで加水分解されて
アミノ酸になる(ハズ) ← うまみ成分の一部
素麺にこしが出るのは、「かん水」と同効果だから
(間違いがあったら、ご指摘ください!)

炭酸水素ナトリウム つまり 「重曹」である。
「重曹」も「十三」も良い仕事をしているのである。

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