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オールド・オーバーホルト




 おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前8時08分です。昨夜は、久しぶりににぎやかなジェイズバーでした。日本の70年代ブルースブームを、リアルに体験されたお客さんが来られ、いろんな話で盛り上がりました。四方山話が盛り上がるのも、ジェイズバーのほっこりした魅力の1つです。

 さて、久しぶりに、ウイスキーのテイスティングノートに戻ります。アメリカのユニークなウイスキーを、取り上げたいと思います。今回のネタはオールド・オーバーホルトです。

 オールド・オーバーホルトはストレート・ライ・ウイスキーに分類されます。ストレート・ライ・ウイスキーとは、原料の51%以上がライ麦で、160プルーフ以下で蒸留し、内側を焦がした新樽に125プルーフ以下で樽詰めし、2年以上熟成させたものです。ここでのプルーフは、アメリカンプルーフで、単純に2で割った数字が、アルコール度数です。また、熟成が2年未満だと、ストレートを名乗れません。そして、このウイスキーは、ジム・ビームス蒸留所で製造されています。ジム・ビームス蒸留所の特徴については、ジム・ビームスのネタの時に、くわしく書いていきたいと思います。

 香りは、フルーティ香にシトラス香も感じられます。テイストは、まず、マイルドなスパイシー感がかんじられ、やがて、穀物系の甘みも感じられます。フィニッシュは比較的長く、甘みが続きます。ジェイズバーでのウイスキーカクテルのベースは、ほとんどがコレです。もちろん、このまま飲んでいただいても、ユニークなライウイスキーの魅力に、触れることができます。ジェイズバーでは1ショット600円です。

#アメリカン

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