おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前7時25分です。先ほど、なにげにウスケバブログのランキングをみたところ、このブログが24位にランキングされてました。トップページにのる20位以内まであと、わずかです。しかし、このランキングは、いつからいつまでのランキングなんでしょう?
さて、閉鎖蒸留所モンや生産中止モンは、とりあえずは紹介完了しました(たぶん)。つきましては限定生産モンを紹介していきたいと思います。そういうわけで、今回のネタはギンコーです。
このウイスキーは、6,000本のみの限定ウイスキー。イチローズモルトでおなじみの、ベンチャーウイスキー社の肥土伊知郎さんが、海外にも日本のウイスキーを紹介して行きたいと思い立ち、その気持ちを日本の各蒸留所に伝えて原酒を入手、シングルモルトウイスキーのみを、ヴァッテッドしたものです。つまり、日本で初めて、メーカーの枠を越えたヴァッテッドモルトウイスキーです。
ベンチャーウイスキー社は、ベンチャーウイスキー社は2004年に肥土伊知郎さんによって設立されました。肥土伊知郎さんとは、東亜酒造設立者の孫です。東亜酒造は経営危機により、同社の羽生蒸留所は売却されたんですが、売却先の企業は、ウイスキー事業からの撤退を決断し、羽生蒸留所のウイスキー原酒は破棄されることになりました。肥土さんはウイスキー原酒を引き取ってくれる企業を探し、ついに、笹の川酒造からの援助を取り付け、笹の川酒造に貯蔵庫の提供を受け、原酒を購入し熟成。イチローズモルトのブランド名で販売していきました。2007年には念願の秩父蒸留所も設立しました。
そして、テイスティングノートです。香りはノージングキットのシェリーをマイルドにした感じ。口に含むと、まず感じるのはオイリーさ。やがて、マイルドなスパイシーさも出てきます。フィニッシュは、スパイシーさがやや長い目に続きます。このウイスキーが販売された時、『ウイスキーワールド』や『スコッチ通信』の評価では、今ひとつですが、個人的には気に入ってます。ジェイスバーでは、1ショット950円です。
#ジャパニーズ