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グレンアギー1981(ブラッカダー社)



 こんちは。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前8時04時分です。今日も店にデジカメを忘れてしまいました。またもや店のPCで、ハ行に苦しむのか(わけはこちらを参照)。しかし、いいアイデアが浮かびました。家のPCで先に原稿を書き、ファイルを保存。店のPCにペーストして投稿します。なぜ、今までこんな単純なことに気がつかなかったのか?まぁととりあえず今日はそれを実行。投稿時間とに、かなりのタイムラグがあると思いますが、これもおもろいなぁということで。

 ウスケバでブログを書き出して、約3週間たちました。記事アクセス数を見ると、閉鎖蒸留所モンの記事のアクセスが、やっぱし多いです。とりあえずは、今あるジェイズバーの閉鎖蒸留所モンを、すべてはき出しましょう。そういうわけで、今回のネタはグレンアギーです。

 ジェイズバーにあるグレンアギーは、ブラッカダー社のロウ・カスクシリーズのやつ。ブラッカダー社は、『ザ・モルト・ウィスキー・ファイル』の著者として知られるロビン・トチェックさんが、1995年に創業。本名は、ブラッカダー・インターナショナル社です。ロウ・カスクシリーズはノンチル、ノンカラーリングで、樽由来の大きな木片を取除く以外、澱も含めてボトリングしてます。だから、このシリーズモンは、ボトルの底に若干の澱があるのが、逆に特徴です。

 グレンアギー蒸留所は、スコットランド最東端にあることで有名。1831年にドナルド・マックロード社が建設。創業後しばらくは、ビール醸造所として使われてきたそうです。1875年に蒸留所となるも、操業停止を幾度も繰り返す。1970年にロング・ジョン・インターナショナル社が買収しましたが、やがて、ロング・ジョン・インターナショナル社自体が、ウィットブレッド社に吸収されました。そして、1983年に閉鎖されてしまいました。

 ジェイズバーのんは1981年蒸留、2006年瓶詰。月差で24年熟成となってます。パヒューミーでフレーティな甘さを感じる香り。テイストはまったりとした甘さ(穀物系?)とほどよいスパイシーさが、同時に、バランスよく出てきます。フィニッシュも、甘さとスパイシーさが、長く続きます。様々なテイストが同時に楽しめるユニークなウイスキー。ジェイズバーでは1ショット1,450円です。

 BLACKADER社は、「ブラックアダー」とも読みますが、ここでは「ブラッカダー」とします。

#ハイランド

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