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クラウンローヤル



 こんちは。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午後1時30分です。ジェイズバーは、BLUESのレコードを中心としたBGMが流れるブルースバーでもあります。いろんなミュージシャン、ブルースファンが通ってくれてます。そんな方々に人気のウイスキーが、クラウン・ローヤルです。そのわけは?そういうことで今回のネタは、新しいカテゴリーの創設も兼ねて、クラウン・ローヤルです。

 クラウン・ローヤルは、シーグラム社が、1939年イギリス国王ジョージ6世夫妻のカナダ初訪問の際に、献上品としてつくったもの。その後も、同社の賓客接待用に少量生産されていました。現在は、1968年にシーグラム社によって建設されたギムリ蒸留所でつくられ、カナダを代表するウイスキーとなってます。

 シーグラム社は、ジョセフ・E・シーグラム&サンズ社として1857年に創設。1928年にサミュエル・ブロンフマンさんと、彼によって設立されたディスティラーズ・コーポレーション・リミテッド社と共同で買収され、シーグラム社となりました。現在、シーグラム社は酒類業から撤退し、ギムリ蒸留所のオーナーはディアジオ社となってます。

 クラウン・ローヤルは10年熟成モン。柑橘フルーツのような、フレッシュな甘みを感じる香りに、ドライフルーツやマシュマロを思わせる甘いテイスト。ほんのちょっと、若干のスパイシーさも出てきます。フィニッシュも、わりと長く甘さとほんの若干のスパイシーさが交互に続きます。ジェイズバーでの人気のわけは、航空機事故で若くして亡くなった天才ブルースギターリスト、スティビー・レイ・ヴォーンさんが愛したウイスキーだから。ジェイズバーでは1ショット700円です。

#カナディアン

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