おはようございます。京都・木屋町ジェイズバーのぬまりんです。ただいま時刻は午前7時59分です。モルトウイスキーの書物等に「”GREN GAROICH”が読めればあなたもモルト通!?」みたいな記事を、よく目にしませんか?そういうわけで今回のネタはグレンギリーです。
ジェイズバーにあるのは、ケイデンヘッド社のオーセンティック・コレクションのやつ。本当はウイリアム・ケイデンヘッド社というそうです。ウイスキーボトリング社の強みを活かしてか、ウイスキー樽フィニッシュ等のユニークなラムも、ボトリングしてますね。ジェイズバーにも、ケイデンヘッド・キューバ5年とケイデンヘッド・デメララ10年ラフロイグカスクがあります(両方とも1ショット850円です)。
あらためましてウイリアム・ケイデンヘッド社とは?このブログでは、すっかりお世話になってるモルトナビというサイトのよると
ウィリアム・ケイデンヘッド社はG&M社と並ぶ老舗のボトラーズです
ワインと蒸留酒を扱う業者として1842年にスコットランド・アバディーンで設立されました。スプリングバンク蒸留所の姉妹会社であり、スコットランドでも最も古く伝統のあるボトラー。1980年以前に、ウイスキースペシャリストとして自社でモルトの樽を選び瓶詰していたのは、このケイデンヘッド社とゴードン&マクファイル社だけでした。
ケイデンヘッド社は現在の樽出し度数人気の火付け役で、根強いファンを魅了してきました。しかし、年間リリースも非常に限られているためNEWリリースを待ち望む方が多いかと思います。店舗はエジンバラのロイヤルマイルにあります。
だそうです。その中のカスクストレングスのやつが、オーセンティック・コレクションというシリーズです。
”GREN GAROICH”はウイスキーのブランド名のようで、地名や蒸留所名は”GRENGAROICH”となります(スペースなし)。グレンギリー蒸留所は、東ハイランド最古の1785年創業ですが、幾度もオーナーが変わり、現在のオーナーはモリソン・ボウモア社。モリソン・ボウモア社はサントリーに買収されてるんで、実質オーナーはサントリーです。
このグレンギリーは1993年蒸留、2006年瓶詰、バーボン・ホグスヘッド樽での13年熟成。ナッツ香や枯れ草(?)を感じる香りで、口に含むととってもオイリー。バターなようなテイストに、若干のスパイシーさとキャラメルのような甘みも出てきます。フィニッシュは、さほど長くないですが、オイリー感が続きます。バーボン・ホグスヘッド樽熟成ということで、やはりバーボン樽の特徴が、よくでているようです。個人的に大好きなウイスキーの1つです。ジェイズバーでは1ショット1,200円です。
#ハイランド