先日飲んだテイスティング記事からご紹介。
グレンファークラス 1961 トール瓶 43% 750ml
鹿児島のBAR SAMSARAさんで頂きました。
香り:蜜のようななめらかさのあるシェリー、ぱちぱちと弾ける甘いコーラ
味 :甘い酸味、寝かせた紅茶、甘渋い60年代シェリー
余韻:優しく、ゆっくりと糸を引くような甘い余韻が続く
総合:マッカランとはまた違う60年代シェリーを味わえる1本。
香りが素晴らしく、口にするのがもったいないくらいですが、
味わいも期待を裏切らず、深みのあるシェリー樽熟成が味わえました。
当店にあるグレンファークラスのご案内です。
【伝説のジャッコーネ】グレンファークラス 21年 forジャッコーネ 43% 750ml
http://www.shochu.net/SHOP/056564.html ← 商品ページ
伝説のウィスキーコレクター、エドワルド・ジャッコーネ氏の遺産。
世界一のウィスキーコレクターとしてギネスブックにも掲載されたジャッコーネ氏。20歳でBARのマネージャー、その後、世界を回遊する旅客船のBARで働き、世界のBARを見て回り人脈を作っていきました。
イタリアに帰国後、1958年にBAR「WHISKY TECA」を開店。
蒸留所に通い、良質な樽を買付けていきました。
1978年に20周年を迎えると記念ボトルを発売。
ここからが彼の伝説の始まり。
ボウモア、クライヌリッシュ、ダルモア、オールドプルトニー…他多数、G&Mからも惜しみなく樽の供給があったといいます。50年代からの付き合いである、蒸留所にとっても20年来の友人である彼の手によってリリースされたボトルはそのほとんどが伝説となっています。一番有名なものがボウモアの1969です。
1996年に他界。彼のコレクションしていた3万本のボトルが市場に流れこみ、ギネスブックにも掲載されました。現在では、「for Mr.Edoardo Giaccone」は幻のボトルの代名詞になっています。
【レアモノ】アイコニック スペイサイド 1984
27年 ピアレス 54.4% 700ml
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アイコニック・スペイサイドは、過去に一度だけスペシャルピアレスでリリースされた
ダンカンテイラー社では珍しいグレンファークラスです。
詳細な資料がなく、テイスティングノートを探したのですが、
カスクナンバー2033のリリース情報はダンカンテイラー社に記載がありましたが、
本ボトル(カスクナンバー2032)の情報はなく、
サンプルもないため、ノートを作ることはできませんでした。
レアなピアレス・ファークラスの27年で1万ちょいだったらお薦めかと思います。
スペックからのお薦めで恐縮ですが、国内入荷は12本(当店のみ)となっておりますので、
どうぞお試しください。
総ボトリングは196本となっております。
【アザミの花のウィスキー】メアリーパーク スペイサイド 1978 31年 フレンズオブオーク 46% 700ml
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ホグスヘッドから56本のみボトリングされた極少数リリースのアザミの花のウィスキー。
糖蜜のような甘み、ハウススタイル通りの華やかさとのど越しのよさ。長熟ボトルは開栓してからしばらく置かないと開いてこないことが多いですが、このボトルは加水されているので封切してすぐに飲んでもおいしいですね。
蒸留所名が記載されていないこのボトル。ゲール語で、「緑の草の生い茂る○○」を意味するあの蒸留所です。スペイサイドファイネスト、バリンダロッホという名前でもリリースされています。メアリーパークというのは、蒸留所の近くにある村、行政上の地名。