先日飲んだボトルのテイスティング記事からどうぞ。
グレングラント 特級ボトル 80年代流通品
香り:甘く香るイチゴ、杏、ラズベリー、エステリー
味 :煮詰めたイチゴジャム、赤いスモモ、キャラメル、クリーム
余韻:穏やかで優しい余韻。
感想:実は後日、同じ店で同じボトルをもう一回飲む機会があったのですが、
味わいがまったく異なり、その時飲んだ印象としては、
青リンゴ、砂糖、麦芽でした。
日をあけず伺ったので、中身の変化というよりも
テイスティング時の飲酒量やペースにだいぶ差があったので、
それが原因かと思います。
改めてテイスティングは体調に大きく左右されると認識させられました。
これからもノートは真剣に、
飲んだ時に思ったままを記載していきたいと思います。
当店にあるグレングラントのご紹介です。
【フルーティ、トフィー、ナッツ】グレングラント 1965 44年 ローガ 51.6% 700ml
http://www.shochu.net/SHOP/045344.html ← 商品ページ
2009年に156本ボトリングされたグレングラント1965年。
44年という超長期熟成。
最高級シリーズ「ローガ」からのリリースです。
最後の1本。
<輸入元テイスティングノート>
香り:フルーティーで爽やかな香り。
味 :トフィー、ナッツを感じる。ミディアムボディ。滑らかでオイリー。
余韻:非常に長くて甘い。穏やかなドライさが次第に増していく。
【バナナオムレット】グレングラント 1991 19年 ピアレス 54.9% 700ml
http://www.shochu.net/SHOP/060625.html ← 商品ページ
香りは甘いバナナオムレット、ナッツに、
フローラルさが広がりを与えています。
舌触りはとろっとしており、メイプルシロップ、金平糖、バニラ、
熟れた梨で、甘く、バランスも抜群で、
どんな場面でも活躍してくれそうなオールラウンダー。
こちらも在庫最後の1本です。
【クリーミーでベリーベリーフルーティ】グレングラント 1975 36年 TWA フンギ 50.7% 700ml
http://www.shochu.net/SHOP/068170.html ← 商品ページ
ウィスキーエージェンシーの「フンギ(キノコ類)」シリーズ。
毎回、話題となっているエージェンシーのラベルですが、
今回のラベルも他の追随を許さないデザインとなっています。
EXバーボンウッドから196本のボトリング。
<海外テイスティングコメント>
香り:クルミ、火薬、革、タバコ、シードル、ミント、ジンジャートニック。
加水するとパイナップルおよびバナナ。
味 :クリーミーでベリーベリーフルーティ、スパイシーなレモンとオレンジ、
それから驚くことにストロベリードロップが現れる。
加水するとより新鮮なフルーツへ。
余韻:フレッシュフルーツとペッパー&シナモンによる抜群のコンビネーション。
コメント:絶対的なスター性を持っているウィスキーエージェンシーらしい1本。
非常に面白い。